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【通貨】明日の為替相場見通し=一段の円高を警戒、投機的売買の動向注視

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、一段の円高が進行するかがポイントになりそうだ。予想レンジは1ドル=111円50~112円70銭。

 この日は、午前9時以降、急速な円高が進行。朝方は113円前後で推移していたが、夕方の欧州時間には111円80銭台までドル安・円高が進んだ。週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では「通貨安競争回避を再確認する」との報道が流れ、これを受けドル売り・円買いが優勢となった。株価や原油価格との連動性がやや薄れ、ドル安・円高が進行する動きとなりつつあり、ヘッジファンドなどによる投機的な売買が注目されている。今晩は米1月中古住宅販売件数や米2月CB消費者信頼感指数などの発表がある。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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