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2016年02月23日15時29分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ヘリオス、フジクラ、邦チタ、シャープ

■ヘリオス <4593>  1,239円  +87 円 (+7.6%)  本日終値
 ヘリオス<4593>が急伸。みずほ証券では、再生・細胞医療技術を活用し、加齢黄斑変性と急性期脳梗塞に適応を目指す2つのパイプラインを開発中の企業と紹介。この2つは特徴こそ異なるものの、低い開発リスク、安い製造コスト、高い医療ニーズを持つ対象疾患といった事業化が綿密に計算されたシーズで、リスクに勝る大きなアップサイドがあると解説。iPS細胞というキーワードが先行、マーケットはそれ以上の事業認識に至ってはいないものの、日本の2013年の法改正など政策・制度的な追い風を受け、今後大きな成長が期待できる企業と評価。レーティング「買い」、目標株価1660円でカバレッジを開始している。

■フジクラ <5803>  497円  +31 円 (+6.7%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 22日、フジクラ <5803> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.27%にあたる1000万株(金額で65億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月23日から4月28日まで。

■ティーガイア <3738>  1,258円  +54 円 (+4.5%)  本日終値
 22日、ティーガイア <3738> が発行済み株式数の16.57%にあたる1310万株(金額で128億4790万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は2月23日から3月22日まで。買い付け価格は22日終値を18.6%下回る979円。主要株主である第2位株主の三菱商 <8058> が保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。

■東邦チタニウム <5727>  903円  +38 円 (+4.4%)  本日終値
 東邦チタニウム<5727>が3日ぶり急反発。JX系のチタン製錬大手で、航空機向けスポンジチタンの在庫調整一巡から16年3月期業績は営業黒字化見通しにある。「スポンジチタンの在庫調整は最終局面に入った」(市場関係者)との見方が出ているほか、原油価格の低下も利益採算改善に寄与しており、来期業績への期待が膨らんでいる。一方で攻めの経営にも前向きだ。スマートフォンの高機能化などに伴う需要増に対応し、北九州市の若松工場敷地内に新工場を建設してニッケル粉の生産能力をこれまでの月産60トンから90トンに5割増強する方針にあり、これも折に触れて物色の手掛かりとなる。

■象印マホービン <7965>  1,575円  +61 円 (+4.0%)  本日終値
 象印マホービン<7965>が続伸。インバウンド恩恵銘柄として15年11月には2088円まで買われ高値をつけた後、調整局面が続いていたが海外投資家からは引き続き注目株になっているようだ。ドイツ証券では象印マホービンの目標株価を1700円から1800円に引き上げた。アナリストはリポートで、「足もとの業績は強含みで推移するが、投資判断は『ホールド』据え置き」と紹介している。このほか、2月19日に提出された5%ルール大量保有報告書で、フィデリティ投信が象印マホービン株式を引き続き買い増ししていることがわかったことが注目されているようだ。資料によると、前回は発行済み株数の6.41%を保有していたが最新資料では発行済み株数の8.09%、587万6300株を保有していることが判明している。利益リターンを目的としたファンド運用で、組み入れた銘柄の株数を増加させることは、ファンドマネージャーが先高観があると見ている証拠。これだけでも投資家にとって支援材料となりそうだ。

■シャープ <6753>  179円  +6 円 (+3.5%)  本日終値
 シャープ<6753>は買い優勢の流れが続いている。前日まで6日続伸と上値指向にあるが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし強調展開。これまで経営支援先について官民ファンドである産業革新機構と台湾の鴻海精密工業の間で揺れ動いたが、直近は提示する支援総額で上回る鴻海の買収提案を受け入れる姿勢をみせている。早ければ24日から行う定例取締役会で正式決定する可能性が伝えられており、これを手掛かり材料に短期筋が買いを入れている。

■ライトオン <7445>  1,505円  +47 円 (+3.2%)  本日終値
 22日、ライトオン <7445> が月次売上動向を発表。2月度の既存売上高が前年同月比18.3%増と今期に入り6ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料。スウェットや一重のアウターなどの初春物が堅調に推移。また、フレンチリネンシャツ・パンツやベーシックな半袖無地Tシャツなど大幅に前倒し投入した商品も売り上げを伸ばした。

■インベスターズクラウド <1435>  8,000円  +230 円 (+3.0%)  本日終値
 インベスターズクラウド<1435>が急伸、上場来高値を更新した。同社は22日の取引終了後、FORMULA(東京都渋谷区)と新たな子会社「ⅰApartment」を設立することを発表した。同社は昨年10月21日よりFORMULAと業務提携を開始し、スマートドアホン「TATERU kit(タテルキット)」の共同開発を行っている。新会社ではこのTATERU kitの開発及びサービスの強化、販売開始を目指していく。出資比率はインベスターズクラウドが51%、FORMULAが49%予定。

■ダイヘン <6622>  467円  +13 円 (+2.9%)  本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が22日付でダイヘン <6622> の投資判断「Buy(買い)」を継続したことが買い材料視された。リポートでは、製品ラインナップ拡大で総合ロボットメーカーに脱皮するという中期成長シナリオは不変と強調。3Q(10-12月)決算は低調だが、電力機器が想定以上に強く、溶接メカトロの中期成長力も低下していないと指摘。現状の株価調整は行き過ぎと考えている。なお、同証券の業績予想を下方修正したことを踏まえ、目標株価を780円→760円に減額した。

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