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2016年01月07日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アキュセラ、わらべ日洋、セリア、デサント

■アキュセラ・インク <4589>  1,285円  +269 円 (+26.5%) 一時ストップ高   本日終値
 アキュセラ<4589>が逆行高。同社は14年2月に東証マザーズに外国株として上場したバイオベンチャー企業で、眼疾患の「加齢黄斑変性」に対する治療薬「エミクススタト」の開発を進めている。加齢黄斑変性は、米国では50歳以上の失明の原因でトップの病気であり、同社はこの疾患に対する世界初の飲み薬の開発を進めている。現在、米国で臨床2b/3相試験が行われているが、今年6月頃にはトップライン・データーが発表される予定。その結果が良好なら新薬の上市に向けて大きく前進するとの期待が膨らんでいる。

■わらべや日洋 <2918>  2,356円  +156 円 (+7.1%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 わらべや日洋<2918>が反発。同社は6日の取引終了後、16年2月期第3四半期累計(2015年3月~11月)の連結決算を発表。売上高は1593億3000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は29億1700万円(同21.3%減)、純利益は21億9100万円(同10.0%減)だった。岩手工場の初期赤字に加え、人手不足・品質管理体制の強化による人件費の上昇などが圧迫しているが、納品店舗数の増加や「おにぎり」や「チルド弁当」などの売り上げ増が貢献している。

■セリア <2782>  5,980円  +390 円 (+7.0%)  本日終値
 セリア<2782>が反発。100円ショップ大手で新規出店に積極的だ。6日発表した12月の月次売上高は既存店で前年同月比5.1%増とプラスを確保した。伸び率も前月から大きく拡大し、今期に入り10月に次ぐ高い伸び率となった。また、全社ベースでは12月は前年同月比13.0%増で今期最大の伸び率となった。今期累計では前年同期比9.9%増と好調で、利益面では原油安に伴う原材料コスト低下も考慮され、株価は昨年11月以来、強基調を続けている。

■デサント <8114>  1,577円  +70 円 (+4.6%)  本日終値
 デサント<8114>が大幅続伸。同社が手掛ける高級ダウンジャケット「水沢ダウン」への関心が高まっており、これが株高につながっているもよう。昨年9月に開業した「デサント ブラン 代官山」などでも価格が8~12万円台と高価格帯ながら売れ行きは好調なもようで、業績への貢献が期待されている。

■タチエス <7239>  1,879円  +63 円 (+3.5%)  本日終値
 タチエス<7239>が急伸。いちよし経済研究所は6日、同社株のレーティングを新規「A」としフェアバリューは2400円に設定した。海外新拠点の利益拡大を評価しているほか、国内補完生産の開始により日本セグメントも今下期に入り営業黒字に転じたとみている。12年以降、中国、メキシコ、ブラジルなど海外拠点を加速してきたが、足もとで量産を進めていることから営業利益率が全社的に上昇する局面に入ったという。また、国内でもホンダの一部車種が日本生産を開始したことなどで稼働率が上昇、業績は好転している。同証券では16年3月期の連結営業利益を従来予想の52億円から70億円(会社予想68億円)に増額、17年3月期は同95億円と試算している。

■システナ <2317>  1,581円  +50 円 (+3.3%)  本日終値
 システナ<2317>が全般波乱相場に抗して強さを発揮。同社はモバイル向け端末ソフトの開発支援などを行うが、ロボット開発向け案件受注も伸ばしているほか、マイナンバー関連でもITシステムの構築で収益機会をとらえている。また、昨年12月10日にはラトビアのZabbix(ザビックス)社の日本支社とパートナー契約を結び「システム監視自動化サービス」の提供を開始しており、これも株高の背景にある。

■三陽商会 <8011>  292円  +9 円 (+3.2%)  本日終値
 三陽商会<8011>が4日ぶり反発。今年は暖冬で同社が主力とするコートなどの需要減速が懸念され株価は冴えない展開にあった。しかし、これも織り込みが進んでいるほか、同社は婦人服ブランドを2015年より数週間早く展開する方針が伝わっており、春物衣料の前倒し投入に期待する買いが入り始めた。

■大塚商会 <4768>  6,150円  +170 円 (+2.8%)  本日終値
 大塚商会<4768>、オービックビジネスコンサルタント<4733>が高い。いずれも1月から運用が開始されたマイナンバー特需を取り込む企業として注目されている。大塚商会、OBCいずれも企業向けに保管システムなど安全に対するニーズを取り込み、業績への寄与が期待されている。

■ホシザキ電機 <6465>  7,710円  +190 円 (+2.5%)  本日終値
 ホシザキ電機<6465>が大幅高。厨房機器の大手で国内ではスペイン系料理店や居酒屋などの新業態向けにコンサル営業を推進し、業務用冷蔵庫や製氷機の売り上げ拡大に結び付けている。また、コスト削減努力や業務効率化などで利益率も改善、15年12月期営業利益は前期比7.5%増益を見込む。

■大東建託 <1878>  14,375円  +340 円 (+2.4%)  本日終値
 大東建託<1878>が続伸。同社は6日、15年12月の月次業績速報を発表。建設事業の受注高は583億9100万円(前年同月比6.3%増)となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されているようだ。また、不動産事業では入居者斡旋件数が1万7444件(同12.4%増)に伸長。家賃ベース入居率は、居住用と事業用をあわせ96.16%(同0.05ポイント上昇)となっている。

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