貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9602 東宝

東証P
5,159円
前日比
-67
-1.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.6 1.92 1.36 4.93
時価総額 9,621億円
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<動意株・13日>(前引け)=竹内製作所、三協立山、東宝

 竹内製作所<6432>=急反発。12日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を1553億円から1650億円(前期比17.1%増)へ、営業利益を127億円から161億円(同9.4%減)へ、純利益を95億円から122億円(同8.6%減)へ上方修正したことが好感されている。上期において欧州向け製品の部品調達難により軟化すると見込んでいた欧州販売が想定を上回っていることに加えて、主要通貨の為替レートが円安で推移していることが寄与する。また、第2四半期以降の想定為替レートを円安方向に見直したことも反映させた。同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高424億1400万円(前年同期比27.2%増)、営業利益53億5500万円(同27.4%増)、純利益42億3300万円(同34.2%増)だった。

 三協立山<5932>=5日線足場に一気に底離れの様相。同社はアルミ建材の大手でM&A戦略にも積極的。12日取引終了後に発表した23年5月期の業績予想は売上高が前期比10%増の3750億円と2ケタ伸長を見込み、営業利益は同32%増の50億円と急回復を見込んでおり、これをポジティブ視する買いを呼び込んでいる。また、株主還元にも前向きで今期は前期実績から5円増配の20円を計画、配当利回りの高さも物色人気を助長している。株価は今月6日に534円で年初来安値をつけるなど大底圏に位置していた。有配企業にもかかわらずPBRが0.2倍台という特筆に値する割安圏に放置されていたこともあって、目先水準訂正狙いの買いを呼び込んでいる。

 東宝<9602>=買い人気。5000円台を回復し年初来高値を更新。同社が12日取引終了後に発表した23年2月期第1四半期(22年3~5月)の決算は営業利益が142億7300万円となった。「収益認識に関する会計基準」を考慮して単純比較はできないものの、前年同期実績の105億1800万円と比べて36%弱の伸びを示している。新型コロナウイルスの影響が一巡し映画館への客足が回復し、「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」や「ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」、「シン・ウルトラマン」などのヒット作が収益を押し上げた。このほか演劇事業などの復調も業績に寄与している。これを受けて、上値を見込んだ買いが優勢となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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