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清水洋介氏【トランプ就任直前、“警戒警報”は鳴っているか?】(2) <相場観特集>


―気迷い相場いつまで、大統領就任後の上値メドと下値メドは―

 東京株式市場は大発会に急騰で幕を開けたものの、その後はやや売りに押される展開で、ここにきて先行き不透明感も意識され始めている。週明け16日に日経平均株価は終値で1万9000円トビ台まで売られた。11日のトランプ次期米大統領の記者会見後に日本株が大きく水準を下げたことも、現在の気迷い気味のマーケット心理に反映されているようだ。今週は20日にトランプ次期米大統領の就任式を控えているが、それを前に投資家はどう立ち回るべきか。先読みに定評のある市場関係者3氏に意見を聞いた。

●「目先、1万8500円前後の下値探る展開も」

清水洋介氏(Argo Navis フィナンシャルコンシェルジュ)

 今後、1ヵ月程度の相場をみた場合、日経平均株価は1万9000~1万9500円を基調とする展開を見込んでいる。1万9500円を上抜ければ2万円が意識され、1万9000円を割り込めば1万8500円が視野に入るだろう。ただ、どちらかというと下値を探る可能性が高いとみている。

 チャート的には、株も為替もダブルトップをつけた形となっている。米国市場では10年債利回りが12月半ばから低下基調にある。債券から株式へ資金が移動するグレートローテーションは、終わったとは言わないがいったん止まった格好だ。

 20日にはトランプ氏の大統領就任式が予定されている。同氏の動向に対して市場は神経質となるだろうが、より重要なのは金利や為替だろう。トランプ新大統領への懸念はある程度は織り込んでいると思う。

 米国は今後、利上げ傾向が見込まれるが、トランプ氏のスタンスからみて当面ドルは買いにくい。ドル円は、1ドル=112円をメドにした円高傾向が予想される。

 個別銘柄では、消費関連での外食企業商社株には再評価余地があるとみている。足もとの消費は、まだデフレ脱却といえず、デフレ的環境が追い風となる鳥貴族 <3193> 、サイゼリヤ <7581> 、すかいらーく <3197> などに投資妙味があるだろう。商社株では伊藤忠商事 <8001> 、丸紅 <8002> 、三井物産 <8031> などは割安だ。

 また、今月24日には日経平均株価の入れ替えで値がさ株の大塚ホールディングス <4578> が新規組採用されるが、同社株組み入れに伴う資金捻出で、他の日経平均採用銘柄に売りが出てこないかどうか、にも注目している。

(聞き手・岡里英幸)

<プロフィール>(しみず・ようすけ)
大手証券会社に入社後、外資系証券会社、外資系オンライン証券会社などを経て、証券アナリスト、テクニカル分析の第一人者として、「チャートの先生」「ストラテジスト」の役割でテレビのレギュラー出演や雑誌の連載などで活躍。現役ディーラーとしても日々相場と対峙している。10年以上続いているメールマガジン「日々是相場」や投資に関しての講演などを行っている。2014年5月株式スクール開校、証券投資の本質、株式投資の楽しさを啓蒙している。

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