貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

7856 萩原工業

東証P
1,531円
前日比
-24
-1.54%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.1 0.76 3.27 8.33
時価総額 228億円
比較される銘柄
前田工繊, 
中本パックス, 
フジシール

銘柄ニュース

戻る
 

萩原工業 Research Memo(8):高収益、強い財務体質のバリューストック


■萩原工業<7856>の配当政策

利益還元及び安定的な配当の維持を配当政策としている。配当性向の基準を20%程度としており、2016年10月期は1株当たり配当金を前期比10円増配の年60円とした。当初は中間期25円、期末25円の年50円の1株当たり配当を計画していたが、期末配を35円として、配当性向を23.4%に高めた。特別利益として土地収用補償金322百万円が計上され、親会社株主に帰属する当期純利益が予想以上に増加したため、増配による株主還元を行った。

2017年10月期は、前期に発生したような特別利益を見込んでおらず、前期比で経常利益が増加、親会社株主に帰属する当期純利益は減少の予想となる。1株当たり配当金は年50円(中間期25円、期末25円)、配当性向20.1%を計画している。

2018年10月期までの3ヶ年中期経営計画では、積極的な投資時期と位置付けており、その後の投資回収期に入れば、基準とする配当性向を25%程度に引き上げる可能性が出てくる。

現在は先行投資時期に当たるため業績の変化率は小さいが、今後の収穫期入りが期待される。現値のPERは10倍未満、PBRは1倍割れ、配当利回りは2%超、配当性向は20%と余裕含みだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均