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7228 デイトナ

東証S
3,540円
前日比
+60
+1.72%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.9 1.11 3.64
時価総額 128億円
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決算発表予定日

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デイトナ Research Memo(7):2022年12月期第2四半期業績は全セグメントで増収増益に(2)


■業績動向

3. トピックス
(1) オーディーブレインを子会社化
既述のとおり、2022年5月30日付でオーディーブレインの全株式を取得し、子会社化した。デイトナ<7228>は今後の成長に向けて、新商品開発・改良、グループ企業の販路活用・拡大、新たなジャンルへの参入を通じた企業価値向上に注力する方針で、子会社化により、グループ企業の国内外販路を活用したより広い展開はもちろん、二輪とアウトドア用アパレル面の商品力強化、新ブランドの開発を、創業者でブランドデザイナーである佐藤義幸氏と共同で計画していく。オーディーブレインの直近期(2021年7月期)の売上高は110百万円程度であるが、同社グループの販路活用、新商品投入等により、今後3年間で3倍程度の売上を目指している。

(2) 新規事業部を新設
同社は、2022年7月に組織変更を行い、新規事業部を新設した。「新エネルギー開発室」及び二輪事業部内に配置していた「E-MOBILITYグループ」「リユースビジネスグループ」「GMDグループ」を異動するとともに「アウトドアグループ」を新設した。組織変更により、中期経営計画で目標として掲げる「二輪車アフターパーツ以外の事業領域強化」を推進していく。

4. 財務状況
2022年12月期第2四半期末の資産合計は前期末比1,509百万円増加し、9,678百万円となった。流動資産は棚卸資産が1,149百万円増加したことなどにより、同1,394百万円増の7,069百万円となった。固定資産は同114百万円増の2,608百万円となった。これは主に、有形固定資産が27百万円、無形固定資産が30百万円それぞれ減少した一方、投資その他の資産が171百万円増加したことなどによる。

負債合計は、前期末比961百万円増加し、3,686百万円となった。流動負債は買掛金が423百万円、短期借入金が442百万円それぞれ増加したことなどにより、同768百万円増の3,050百万円となった。固定負債は長期借入金が208百万円増加したことなどにより、同192百万円増の635百万円となった。純資産合計は同547百万円増加し、5,992百万円となった。この結果、自己資本比率は同4.6ポイント低下し61.1%となった。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《YM》

 提供:フィスコ

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