東芝が芝浦メカトロニクス株を売却へ

　東芝<6502>は４日の取引終了後、同社が保有する芝浦メカトロニクス<6590>の株式を売却すると発表した。現在、東芝は芝浦の発行済み株式数の３６．５４％を保有する筆頭株主だが、同社株式を売却し約１０％を継続保有するにとどめる。信越エンジニアリングおよび、ニューフレアテクノロジー<6256>との相対取引による譲渡とＳＭＢＣ日興証券を主幹事および引受人とした買い取り引受けによる国内売り出し、同証券に付与するグリーンシューオプションの行使により実施する。また、芝浦が自己株式の取得を決定した場合は、国内売り出し分の一部を売却する可能性がある。売却株数は最大で１３７８万４０００株となる。

　具体的に売却される芝浦の株式数は、国内売り出しが８３３万７０００株、オーバーアロットメントによる売り出しに伴うグリーンシューオプションが上限１２５万株。相対譲渡は、信越エンジニアリングに２５９万７０００株、ニューフレアに上限１６０万株。売り出し・譲渡価格は最短で１２月１２日に決定される予定だ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）