6194 アトラエ 東証M 15:00
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2016年09月08日15時46分

アトラエ Research Memo(7):マッチング率の向上をベースに業績は拡大トレンドに


■業績動向

(1)過去の業績動向

アトラエ<6194>の過去5年間の業績動向を見ると、主力サービスである「Green」のマッチング率の向上、求職者数、登録企業数の増大と、「Green」経由の入社人数の増加により、売上高は右肩上がりの拡大トレンドとなっている。さらに、足元の2年間は「Green」の投資が一巡したことに加えて、データ蓄積によるマッチング率の一段の向上が図れたことを手掛かりにWebプロモーションなど広告宣伝活動を積極化したことや営業活動を強化した効果が顕在化し、登録企業数、求職者数、「Green」経由の入社人数がそれぞれ増加しており、売上高、営業利益ともに成長ペースが加速している。

上場直前期の2015年9月期業績は、売上高が前期比48.8%増の837百万円、営業利益は同5.9%増の94百万円、当期純利益は同11.0%増の64百万円と増収・増益となった。前期比で48.8%増収となったのは、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上を始め、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、スマートフォンへの最適化など、様々な取り組みを実施した効果が顕在化したことにより、新規登録求人企業は379社、「Green」経由の入社人数は997人となった。

売上拡大に伴い売上総利益は821百万円と前期に比べ49.6%増加した。なお、売上総利益率はその他売上に関わる原価が減少したことがプラス要因として働いたために前期比で0.6ポイント上昇し98.1%となった。一方、販管費は求職者獲得のために「Green」の広告宣伝費を増加させたことに加えて、事業拡大のための人員強化を行ったことなどにより、同58.0%増の727百万円へ増大。このため、営業利益は前期比で5.9%増益にとどまった。

一方、バランスシートを見ると、利益の蓄積により純資産は着実に積み上がる格好となっており、健全性を表す自己資本比率は60%を超える高い水準を維持。また、収益性をあらわす営業利益率は常に10%以上をキープしており、利益の蓄積や上場に向けた資本政策実行による純資産増加にもかかわらず、2015年9月期の自己資本当期純利益率(ROE)は28.0%と高水準となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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