結婚関連株は婚活やリゾート婚など個別テーマに注目、SMBC日興証券（花田浩菜）

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8月も終わってしまい、とうとう9月です。9/1付の「Daily Outlook」では、3日に眞子さまと小室圭さんの婚約内定が発表されることに触れ、結婚関連株について考察されているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『株式市場では、5月16日に宮内庁長官による「婚約に向けて準備を進めている」との発言が報じられた際、翌日にブライダル関連株の一角が買われた。今回も株式市場での連想買いを期待したいところだが、ブライダル関連の市場環境を考えると慎重な銘柄選別が必要であろう』と伝えています。

次に、ブライダル関連市場全体について、『未婚化・晩婚化や結婚適齢期人口減を背景とした婚姻件数の減少（2016 年は 62.1 万組と 06 年比▲15%）に加え、親族のみあるいは招待客をあまり呼ばない「少人数婚」、挙式・披露宴を行わない「なし婚」の増加により、市場規模は縮小傾向にある』と見ています。

続けて、市場規模は縮小傾向にあるものの、『一方、衣装や写真、ビデオなどにお金をかける人が増えており、1 組当たりの挙式・披露宴費用は増加傾向にある他、リゾート地での挙式も一部で人気が高まっている（沖縄でのリゾート挙式数は 2016 年が 15,399 組と 06 年比+155%）。また、未婚化・晩婚化に歯止めをかけようと、国や自治体などが対策に乗り出す中、婚活（結婚相手を探す活動）を支援するためのサービスも盛んだ』との見解を述べています。

最後にレポートでは、市場全体が縮小する環境下でも、婚活やリゾート婚、少人数婚関連など市場のトレンドにうまく適応したサービスを提供し、収益を拡大する企業も少なくないとして、『収益拡大が見込まれる結婚関連銘柄』を紹介しています。具体的にはリンクバル<6046>やリクルートHD<6098>など全5銘柄が挙げられていますので、詳しくは9/1付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター　花田浩菜

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