信用
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5724 アサカ理研

東証S
1,031円
前日比
-2
-0.19%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.9 1.23 0.78
時価総額 53.0億円
比較される銘柄
松田産業, 
AREHD, 
中外鉱
決算発表予定日

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<動意株・2日>(大引け)=ブイキューブ、アサカ理研など

 ブイキューブ<3681>=ストップ高人気。前週28日に22年12月期第1四半期(22年1~3月)決算を発表、営業利益は前年同期比52%減の3億9000万円と低調だった。ところが、きょうは朝方こそ前週の終値近辺でスタートしたものの、その後は大口の買いがなだれ込み一気に株価水準を切り上げる展開となっている。市場では「第1四半期の業績悪化は想定内で、上期計画比で進捗率が46%とまずまずの水準を確保したことで、ネガティブ材料とはなりにくかったようだ。日証金では大幅に売り長で逆日歩がついており、貸株調達による空売りなども考慮すると、実質的には需給事情による踏み上げ相場の色が強い」(準大手証券ストラテジスト)としている。あらゆる業界のイベントをメタバース化する「メタバースイベントサービス」を立ち上げていることで、「Web3」関連の有力株としてテーマ性を内包していることも人気素地につながっている。

 アサカ理研<5724>=大幅続伸。4月28日の取引終了後、22年9月期の連結業績予想について、売上高を72億5000万~80億円から84億5000万~93億4000万円(前期比4.7~15.7%増)へ、営業利益を2億6000万~4億円から7億500万~8億6000万円(同68.3%増~2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。主力製品の貴金属及び銅の価格が予想を上回る水準で推移していることに加えて、主な取引先である電子部品・デバイス工業分野の生産動向が堅調に推移していること、更に環境事業の主力製品である銅ペレットの販売数量が想定を上回る見込みであることなどが要因としている。

 エンプラス<6961>=急伸。一時13.7%高と値を飛ばし約3カ月半ぶりに年初来高値を更新した。精密プラスチック加工のトップメーカーで光拡散レンズなど光学製品では高い技術と競争力を誇っている。前週28日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が前の期比70%増の36億円と急拡大、これは従来計画を12%強も上振れしての着地となった。更に23年3月期は前期比17%増の42億円と2ケタ増益を見込むほか、年間配当も前期実績に2円50銭上乗せの50円を計画している。

 日本特殊陶業<5334>=急動意。前週28日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が前の期比59%増の755億1200万円と急拡大したが、更に23年3月期も大幅増益トレンドを継続、前期比27%増の960億円を見込んでおり、これを評価する買いを呼び込んでいる。営業利益は2期連続の過去最高利益更新となる。世界的に旺盛な半導体設備等需要を背景に半導体関連部品が好調を極めており、同社の収益環境に吹く追い風が強まっている。株価は今年2月に形成した年初来高値2246円の奪回を意識する局面に。
 
 キャリアリンク<6070>=中段もみ合い離脱の動き。大手企業などを主要顧客に業務プロセスを一括して受注するBPO事業や、人材派遣サービスなどを展開するが、足もとの収益は会社側の想定を上回って好調に推移している。前週28日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の37億円から43億7000万円(前の期は2月決算で27億2900万円)と大幅増額しており、これが投資資金の攻勢を誘発する形となった。株価はここ約1カ月半にわたり1300~1500円を中心としたボックス圏でもみ合っていったが、きょうは業績急拡大を好感する形で大きく上放れる動きをみせている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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