Ａ＆Ａマテは続伸、けい酸カルシウム板の販売好調で１９年３月期営業利益予想を上方修正

　エーアンドエーマテリアル<5391>は続伸している。８日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、営業利益を２４億５０００万円から２６億円（前期比８．３％増）へ、純利益を１５億円から１６億円（同１４．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　売上高は従来予想の４００億円（同２．０％増）を据え置いたものの、足もとでけい酸カルシウム板の販売数量が好調に推移していることや、首都圏の再開発事業などによる耐火被覆工事の完成工事利益が増加したことなどが寄与し利益を押し上げるとしている。

　なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１９１億１５００万円（前年同期比４．６％増）、営業利益１２億５００万円（同１２．９％増）、純利益７億１７００万円（同４９．６％増）だった。

　同時に、特殊接着テープである新商品「ステンドＳｐｅｅｄ　テープ」を開発したと発表。これを用いた新たな内装不燃化粧板の施工方法「ステンドＳｐｅｅｄ　工法」を１２月３日から販売するとしている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）