信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4978 リプロセル

東証G
135円
前日比
-1
-0.74%
PTS
135円
23:31 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
81.3 1.55
時価総額 120億円
決算発表予定日

銘柄ニュース

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<動意株・2日>(大引け)=ロコガイド、オンコリス、santecなど

 ロコガイド<4497>=急反騰。1日の取引終了後、東京都が「官民連携データプラットフォームの構築に向けた準備会」のもとに立ち上げた「施設系混雑ワーキンググループ」の協力事業者に選定され、「施設系混雑ワーキンググループに係る包括連携協定」を締結したと発表しており、これが物色の矛先が向かった。同ワーキンググループは、混雑データの利活用に関して都とロコガイドを含む協力事業者が連携し、取り組みを実施していくことで、「withコロナ」時代の3密回避に寄与することを目的としたもの。同社では、5月に店舗や施設の混雑状況を可視化する「混雑ランプ」の提供を開始しており、ここから得られたデータやノウハウの知見を活用することを目的に同ワーキンググループに参画するという。今後、東京都と協力事業者各社とともに具体的な検討を進めていくとしている。

 オンコリスバイオファーマ<4588>=後場動意。正午ごろ、ライセンス先である中外製薬<4519>とともに国内外で臨床試験を進めている主力パイプラインのテロメライシン(OBP-301)について、開発進展状況を発表しており、これが好感した買いが入った。これによると、今年3月に第1例目の投与を開始した食道がん対象の放射線併用第2相臨床試験では22年の申請が予定されているほか、食道がん対象の放射線化学療法併用第1相臨床試験では、臨床試験開始に向けて今年5月に臨床試験情報サイトへの掲載が行われるなど準備が進んでいるという。更に、肝細胞がんを対象とした抗PD-L1抗体アテゾリズマブ及びベバシズマブを併用する初めての臨床試験では、安全性評価を主眼とした第1相臨床試験を新たに開始する予定としており、順調な進捗状況と評価されているようだ。

 santec<6777>=上値追い。同社は光パワーモニター、光フィルター、光可変減衰器といった光関連部品を手掛け、海外向けで実績が高く、世界的にサービスが本格化する5G関連投資の需要を取り込んでいる。更に国内では政府が2030年ごろにも商用化が始まる次世代高速通信規格「6G」を巡って日本企業の高度な技術が標準化されるように支援する政策的な後押しを始めている。同社が手掛ける光デバイスは6G普及局面でも高いシェアを確保することが見込まれるだけに、関連銘柄として注目度が高まっている。

 フジクラ<5803>=大幅高で続伸。一時8.8%高の458円まで駆け上がった。1月14日につけた高値454円を上抜き、約10カ月半ぶりに年初来高値更新となった。電線大手3社の一角でプリント基板の商品競争力で群を抜いている。株価は上期決算発表を受け11月4日にマドを開けてストップ高に買われる人気となったが、その後も次第高の展開で水準を切り上げてきた。急騰局面で空売りが積み上がり、直近信用倍率は0.41倍と大幅に売り長状態となっていた。市場では「投資判断引き上げの動きなども観測されており、踏み上げ相場の様相となっている」(国内中堅証券)という。

 リプロセル<4978>=大幅反発。1日の取引終了後、個人向けiPS細胞作製サービス「パーソナルiPS」の受け付けを21年1月に開始すると発表しており、これが材料視されている。パーソナルiPSは、将来の病気やケガに対する「備え」として、個人のiPS細胞を予め作製し保管するサービスで、利用者から不要になった歯または尿を預かり、その中に含まれる少量の細胞を採取し、そこからiPS細胞を作製するという。iPS細胞は、神経・心筋細胞など多様な細胞に変化させることができ、さまざまな治療への応用が期待されているだけに、同サービスへの関心も高まっているようだ。

 そーせいグループ<4565>=戻り足強める。同社は1日取引終了後、米バイオ医薬品企業のバイオヘイブン社と新規低分子CGRP拮抗薬ポートフォリオに関するグローバルな研究開発提携およびライセンス契約を締結したことを発表した。これにより、同社は契約一時金1000万ドルと研究開発資金を受領し、総額で最大3億7000万ドルのマイルストーンや段階的ロイヤルティーを受領する権利も有することになる。これを材料視する買いが流入し株価を一段と押し上げる格好となった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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