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3854 アイル

東証P
2,676円
前日比
-11
-0.41%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.0 7.69 1.35 1,333
時価総額 670億円

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アイル Research Memo(7):2019年7月期も大幅増益で過去最高更新予想


■今後の見通し

1. 2019年7月期連結業績
アイル<3854>の2019年7月期の連結業績予想は、売上高が前期比8.4%増の10,200百万円、営業利益が同34.9%増の710百万円、経常利益が同31.9%増の720百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.5%増の456百万円としている。システムソリューション事業、Webソリューション事業とも伸長して増収・大幅増益予想、そして過去最高更新予想である。

売上面では大型物件の受注増加で一時的に完成納期の時期が長期化し、コスト面では積極的な研究開発投資や人材投資を継続するが、新規受注や更新受注の獲得が順調に推移して売上高は100億円を突破し、ストック型商材の伸長、品質管理強化・生産性向上の効果、さらに働き方改革推進に伴う職場環境改善関連費用の一巡も寄与して、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも大幅増益予想である。

重点戦略として引き続き、基幹業務システムとWebシステムの両面から幅広いソリューション提案を可能とする「CROSS-OVERシナジー」戦略、協業企業の発掘・提携によって販売チャネル拡大を図るパートナー戦略、業種に特化したシステム開発や業種ごとの導入事例を生かして各業種特有の問題解決を行う業種特化戦略を推進する。主力パッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の業種別機能強化も推進する。

2. 第2四半期累計連結業績も大幅増収増益予想で下期偏重が緩和
なお第2四半期累計(8月-1月)の連結業績予想は、売上高が前年同期比12.6%増の4,885百万円、営業利益が同50.2%増の328百万円、経常利益が同48.6%増の338百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同57.9%増の223百万円としている。第2四半期累計も大幅増収増益予想である。通期予想に対する割合は売上高が47.9%、営業利益が46.2%、経常利益が46.9%、親会社株主に帰属する当期純利益が48.9%となる。下期(2月-7月)偏重の計画だが、過去6期(2013年7月期-2018年7月期)の平均構成比(売上高は上期45.3%、下期54.7%、営業利益は上期33.6%、下期66.4%)に比べて、偏重が緩和される予想だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《HN》

 提供:フィスコ

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