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3826 システムインテグレータ

東証S
367円
前日比
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PTS
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業績
単位
100株
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時価総額 40.7億円
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システムインテグレータ---2Q営業利益が1.2%増、主力のERP・AI事業は期初計画を上回り堅調に推移


システムインテグレータ<3826>は4日、2020年2月期第2四半期(19年3月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%減の19.51億円、営業利益が同1.2%増の2.78億円、経常利益が同1.2%増の2.80億円、四半期純利益が同50.3%減の1.92億円となった。

Object Browser事業の売上高は前年同期比6.4%増の3.90億円、営業利益は同12.4%増の1.72億円となった。「SI Object Browser」と「SI Object Browser ER」は、安定した収益源となっており、クラウド市場での利用拡大を図った。「SI Object Browser PM」は、発売以来着実に市場浸透が進み、導入企業実績は180社を超えた。「SI Object Browser Designer」は、今後、ソフトウェア業界がCADを用いて設計作業を行うようになることを見込み、特許を取得している。

E-Commerce事業の売上高は前年同期比9.5%増の4.00億円、営業利益は同39.6%増の1.04億円となった。20年以上もECサイト構築事業を行ってきたノウハウを生かして、大規模なECサイトを着実に稼働して売上を増やす技術力が評価されている。

ERP・AI事業の売上高は前年同期比15.3%減の11.44億円、営業利益は同71.4%減の0.27億円となった。2019年8月には、製造業での、生産、販売、据付・設置、アフターサービスの業態に一気通貫で対応できるアドオンモジュールをバージョンアップおよび新規リリースした。これらの製品の効果で製造業、工事・エンジニアリング業、プロジェクト単位で業務を行う業種向けに販売数が増加した。また、2018年10月からディープラーニング異常検知システム「アイシアAD」の販売を開始し、当期からERP・AI事業として、ERPビジネスで蓄積された業務ノウハウを武器に製造業へのAIビジネスの展開を行っている。なお、当第2四半期累計期間は売上高、営業利益とも前年同四半期比マイナスとなっているが、前期が上期に売上高、利益ともに偏っていたのに対し、当期は下期偏重の計画となっており、また事業環境が引き続き良い状態が続いているため、ERP・AI事業の当第2四半期の業績は計画を上回り堅調に推移している。

2020年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.1%増の46.00億円、営業利益が同10.3%増の6.00億円、経常利益が同8.1%増の6.03億円、当期純利益が同27.1%減の4.22億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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