貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3826 システムインテグレータ

東証S
367円
前日比
-2
-0.54%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
36.8 1.09 1.36 36.12
時価総額 40.7億円
比較される銘柄
日エンター, 
サイバーリン, 
コムチュア

銘柄ニュース

戻る
 

システムインテ Research Memo(5):有利子負債を完済、財務内容は健全


■業績動向

3. 財務状況と経営指標
システムインテグレータ<3826>の2017年2月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比263百万円増加の3,210百万円となった。このうち流動資産では、現金及び預金が62百万円、売上債権が51百万円減少した一方で、仕掛品が257百万円、繰延税金資産が81百万円増加した。仕掛品の増加は、ERP事業の不採算プロジェクトが主因となっている。固定資産では主にソフトウェアが28百万円増加した。

負債合計は前期末比241百万円増加の1,958百万円となった。受注損失引当金が280百万円、前受金が88百万円、買掛金が76百万円増加した一方で、未払法人税等が27百万円、未払消費税等が133百万円減少した。また、純資産は前期末比22百万円増加の1,251百万円となった。当期純利益の計上で137百万円増加し、配当金の支払で121百万円の減少要因となった。

経営指標を見ると、自己資本比率は39.0%と前期末比で2.7ポイント低下した。受注損失引当金の増加が要因となっているが、今後の収益回復とともに自己資本比率も上昇に転じるものと予想される。また、有利子負債についても完済しており、財務面では健全な状態になっていると言える。また、収益性については不採算プロジェクトの発生による収益悪化でROE、売上高営業利益率ともに前期比で低下したが、こちらも2018年2月期以降は収益の回復とともに上昇に転じ、高収益体質を取り戻すと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均