貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3683 サイバーリンクス

東証S
773円
前日比
-5
-0.64%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.1 1.17 2.07 121
時価総額 87.9億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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サイバリンクス Research Memo(2):「シェアクラウド」のITクラウド事業とモバイルネットワーク事業が両輪


■会社概要

1. 会社概要
サイバーリンクス<3683>は、流通業と官公庁向けに基幹業務システム等のクラウドサービスを中心に提供するITサービス会社で、ITクラウド事業とモバイルネットワーク事業が2本柱。ITクラウド事業では、流通クラウド分野と官公庁クラウド分野に特化、「シェアクラウド」と呼ばれる共同利用のクラウドサービスを提供している。モバイルネットワーク事業では、ドコモショップを和歌山県内に7店舗経営、県内の販売シェアはトップ。同社は、市場選択戦略、安定化戦略、全員経営戦略の3つの戦略で事業を推進している。

2. 沿革
創業は1956年5月で、当初はテレビの組立・修理業を目的に村上テレビサービスステーションとして事業をスタート。1964年5月には、株式会社南海無線を設立、松下通信工業(株)の代理店として官公庁向け通信制御システムの販売・保守を開始している。1974年10月に南海通信特機株式会社に商号を変更。1982年には、システム開発事業を開始、翌年の1983年4月に富士通<6702>製品のハードメンテナンス事業も開始した。1988年10月に流通小売業のネットワーク型POS情報処理サービスを開始し、これが後の流通クラウド分野のITクラウド事業を展開する礎となった。1993年にはドコモショップの運営に参入、これがモバイルネットワーク事業となる。1999年4月には流通業の商品画像データベース事業を開始、Mdbセンターを開設した。2000年1月に南海オーエーシステム(株)等3社を吸収合併、南海通信特機を存続会社とするとともに、社名を株式会社サイバーリンクスに変更。2001年9月にインターネットデータセンターを開設、2005年にはクラウド型流通小売業向け本部システム「@rms」のサービスを開始。2007年1月にクラウド型EDIサービス「クラウドEDI-Platform」を開始、食品卸会社を中心に使用が広がっている。2012年4月には、小中学校向け校務クラウドサービスである「Clarinet」、2013年4月には、医療情報連携プラットフォーム「青洲リンク」を開始。2015年9月に(株)ニュートラルを、2016年12月にクラウドランド(株)及び(株)インターマインドを吸収合併した。

株式市場には、2014年3月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場、2015年3月に東証2部に上場、同年10月に東証1部に指定された。

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)

《HN》

 提供:フィスコ

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