薬王堂 Research Memo(9):安定配当を基本方針
■株主還元策
薬王堂<3385>は、安定配当を継続して実施することを基本方針とし、2017年2月期の1株当たり配当額は配当性向16.1%となる19円とした。2018年2月期は、1円増配となる20円(配当性向15.4%)を予想。直近3ヶ年の配当性向は16%台で推移しており平均的な水準である配当性向3割程度より下回るが、同社は成長ステージにあることから、内部留保に多くを配分、配当より売上・利益の成長により株主に還元する方針とみられる。
また、同社は株主優待も実施している。毎年2月末日現在の株主名簿に記載された1単元(100株)以上保有されている株主を対象とし、保有する株式数に応じて同社で利用できるWA!CAの電子マネーもしくは東北地方の特産品(お米)のいずれか贈呈している。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
《HN》
提供:フィスコ