テンポスＨＤが冴えない、２３年４月期利益予想を下方修正

　テンポスホールディングス<2751>が冴えない。８日の取引終了後、２３年４月期の連結業績予想について、営業利益を３０億１５００万円から２８億８４００万円（前期比５４．１％増）へ、純利益を１９億９００万円から１８億７５００万円（同１９．６％増）へ下方修正したことが嫌気されている。

　連結子会社であるあさくま<7678>が、ウクライナ紛争の長期化に起因するエネルギー価格高騰による電気料金や原材料価格の高騰が続くとの想定から１１月１４日に２３年３月期の利益予想を下方修正しており、これが要因としている。なお、売上高は３３８億８０００万円から３３９億３１００万円（同１７．０％増）へ上方修正した。

　同時に発表した第２四半期累計（５～１０月）決算は、売上高１５１億６１００万円（前年同期比８．３％増）、営業利益１０億７９００万円（同４３．１％増）、純利益７億６００万円（同２１．６％減）だった。

出所：MINKABU PRESS