Pウォーター Research Memo(9):仮想通貨(トークン)を発行する“ICO”にて、新たなサービスを検討中
■成長戦略・トピック
● テックビューロのICOソリューションの導入を検討
プレミアムウォーターホールディングス<2588>は8月3日に、テックビューロ(株)との間の仮想通貨(トークン)の発行に向けた検討をしていることを発表した。テックビューロは、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発・提供している会社であり仮想通貨を使った資金調達用ICOソリューション「COMSA」を発表した。ICOとは、Initial Coin Offeringの略で、仮想通貨(トークン)を発行して売り出すことにより資金調達を行う手法(厳密には仮想通貨の発行販売手法)である。今回検討している目的は、資金調達がメインではなく、グローバルを対象としたホワイトペーパーによる宣伝効果やユーザーの加入促進・利用促進がメインとなる。
なお、同社で仮想通貨(トークン)を発行するか否かを含めて、今後総合的に検討していく段階であり、まだ確定した情報ではないとしている。仮に実行される場合には、上場企業では初のケースとなるためその動向が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《MW》
提供:フィスコ