nms Research Memo(6):2019年3月期は連続増配を計画
■nmsホールディングス<2162>の株主還元策
同社グループは、株主への利益還元を経営の重要な使命であると認識しつつ、一方で企業成長を実現するための事業戦略の展開に備え、適正な資金量を内部留保することも重要であると考えている。株主還元と内部留保のバランスに留意して、配当を実施することを配当政策の基本方針に据えている。また、株主還元の方法としては、配当金だけでなく、自己株式取得も選択肢の1つと位置付けている。新中期経営計画では、配当性向20%を目指している。
2018年3月期は、株式分割調整後の1株当たり普通配当を期初に2.5円(調整前5円)としていたが、好業績を反映して4.5円に引き上げられた。2019年3月期は、連続増配の年5円を計画している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
《MH》
提供:フィスコ