ウエルシアが大幅反発、3~11月経常23%減益もサプライズ感乏しく買い戻し
ウエルシアホールディングス<3141>が大幅反発した。8日の取引終了後に発表した25年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.6%増の9519億1600万円、経常利益が同23.2%減の263億5200万円となった。人件費の増加などが利益の圧迫要因となった。ツルハホールディングス<3391>との経営統合の協議に関し、新たな情報は特に示されなかったが、販管費が計画内に収まったことで、営業利益の水準については想定通りとなったとしている。サプライズ感の乏しい決算内容を受け、売り持ち高を構築した投資家の買い戻しが入り、株高に弾みがついたとみられている。
出所:MINKABU PRESS
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