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【特集】ブルーオーシャン × 「個別指導型投資」で資産6倍の技
目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技 ササさんの場合
■ササさん(ハンドルネーム・40代・男性)のプロフィール:
2003年に株式投資を始め、休止を経て、12年末にアベノミクス相場開始を好機と見て再開させる。月10万円ずつ資金を投入し、成長株への集中投資で累積元本1000万円をピーク時には8000万円にまで拡大させる。現在は、投資のリターンを生かしてフランチャイズオーナーとなり個別指導塾を経営、本人も数学の指導を行う。
「株探-個人投資家大調査-2024」の回答者で、投資スタイルは「グロース重視」、日本株投資の腕前は「中級者」となる。
・本コラムの記事一覧を見る
日経平均株価やトランプ2.0の先行きなど、自分にとってはどうでもいい。大切なのは、ガチホする銘柄がしっかり成長していくのか!
年末年始の時期、世間などでは来る年の相場見通しや投資環境に関する話題に溢れるが、今回登場するササさん(ハンドルネーム)は、こうした情報にはあまり関心がない。
一方で、これは見逃せないと、熱心に情報を収集しているのが、ガチホする銘柄の社長が今、何を考えているのかだ。というのもササさんは、トコトン集中&ガチホ戦略を取っているからだ。
このスタイルで、直近10年ほどの間に1000万円の累積元本を6倍の6000万円に膨らませることに成功している。
この資産拡大の途上では、ある小型株の大株主として『会社四季報』(東洋経済新報社)に実名が掲載されたこともあるという。
そんなササさんが、現在ガチホを決め込んでいるのがパチンコホール向けに貸金や不動産賃貸を行うJALCOホールディングス<6625>だ。資産6倍化の牽引役となっている銘柄だ。
同社株をガチホする方針は今も変わらない。昨年(2024年)8月初旬に襲った日銀ショックでは、ササさんのポートフォリオも大きくドローダウンを食らった中で、他の保有株は全て手仕舞うもJALCOのみは手放さずにいた。
ササさんは、JALCOのどこに惚れ込み、どんな考え方で投資に向かうのか。
買い値から2倍以上に
ササさんがJALCOに初めて買いを入れたのは、2022年の中盤、株価がまだ160円台のころだ。
その後、株価はアップダウンを経ながらも、24年に入って大きく上昇していく。7月に付けた同年の最高値からは35%ほど削られてはいるが、それでも、ササさんの買い値168円からは、2倍以上に膨らんだ水準だ。
■JALCOの週足チャート(20年1月~)
購入時から一貫してJALCOに期待をかけるのは、事業戦略と経営者の手腕の2つに魅力を感じているからだ。
事業戦略の面で最も評価している点は、競合が少ない、ブルーオーシャン市場を開拓している点だ。
※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。
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編集・構成/真弓重孝(株探編集部)、文・イラスト/福島由恵(ライター)
イラスト:福島由恵
2003年に株式投資を始め、休止を経て、12年末にアベノミクス相場開始を好機と見て再開させる。月10万円ずつ資金を投入し、成長株への集中投資で累積元本1000万円をピーク時には8000万円にまで拡大させる。現在は、投資のリターンを生かしてフランチャイズオーナーとなり個別指導塾を経営、本人も数学の指導を行う。
「株探-個人投資家大調査-2024」の回答者で、投資スタイルは「グロース重視」、日本株投資の腕前は「中級者」となる。
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この記事を読む3つのポイント |
1 中小型成長株の選び方 |
2 納得して集中投資できる銘柄探し |
3 仕事や経験を生かした独自の投資手法 |
日経平均株価やトランプ2.0の先行きなど、自分にとってはどうでもいい。大切なのは、ガチホする銘柄がしっかり成長していくのか!
年末年始の時期、世間などでは来る年の相場見通しや投資環境に関する話題に溢れるが、今回登場するササさん(ハンドルネーム)は、こうした情報にはあまり関心がない。
一方で、これは見逃せないと、熱心に情報を収集しているのが、ガチホする銘柄の社長が今、何を考えているのかだ。というのもササさんは、トコトン集中&ガチホ戦略を取っているからだ。
このスタイルで、直近10年ほどの間に1000万円の累積元本を6倍の6000万円に膨らませることに成功している。
この資産拡大の途上では、ある小型株の大株主として『会社四季報』(東洋経済新報社)に実名が掲載されたこともあるという。
そんなササさんが、現在ガチホを決め込んでいるのがパチンコホール向けに貸金や不動産賃貸を行うJALCOホールディングス<6625>だ。資産6倍化の牽引役となっている銘柄だ。
同社株をガチホする方針は今も変わらない。昨年(2024年)8月初旬に襲った日銀ショックでは、ササさんのポートフォリオも大きくドローダウンを食らった中で、他の保有株は全て手仕舞うもJALCOのみは手放さずにいた。
ササさんは、JALCOのどこに惚れ込み、どんな考え方で投資に向かうのか。
買い値から2倍以上に
ササさんがJALCOに初めて買いを入れたのは、2022年の中盤、株価がまだ160円台のころだ。
その後、株価はアップダウンを経ながらも、24年に入って大きく上昇していく。7月に付けた同年の最高値からは35%ほど削られてはいるが、それでも、ササさんの買い値168円からは、2倍以上に膨らんだ水準だ。
■JALCOの週足チャート(20年1月~)
注:出来高・売買代金の棒グラフの色は当該株価が前期間の株価に比べプラスの時は「赤」、マイナスは「青」、同値は「グレー」。以下同
購入時から一貫してJALCOに期待をかけるのは、事業戦略と経営者の手腕の2つに魅力を感じているからだ。
事業戦略の面で最も評価している点は、競合が少ない、ブルーオーシャン市場を開拓している点だ。
※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。
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