株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

0018 東証 大型株

指数
2,769.44
前日比
+32.11
+1.17%
比較される銘柄
東証 中型株, 
東証 小型株, 
TOPIX
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【夕刊】(2):ジェイテクト、パークシャ、QPS研究所

■ジェイテクト <6473>  1,070円  +33.5 円 (+3.2%)  本日終値
 ジェイテクト<6473>が5日ぶりに反発。この日、ドローンの姿勢や速度などを制御するシステム「フライトコントローラー」の開発に着手したと発表しており、好材料視された。現在、さまざまな分野で利用されているマルチローター型ドローンは、複数のプロペラのローター回転数を制御することで飛行しており、その制御には複数のセンサに基づく安定姿勢の演算とローターへの指令といった高い応答性が求められている。今回、同社の電動パワーステアリングで培ったモーター制御技術を生かして開発を進めているフライトコントローラーをドローンに搭載することで、高い応答性や姿勢安定性や信頼性を兼ね備えた姿勢制御を実現し、従来品と比較して突風発生時の安定性向上が確認できたという。現在は同社が出資しているドローン関連のスタートアップであるプロドローンとの共創で、継続的な飛行試験、各種要素試験による姿勢制御システムの開発、検証を進めており、今後ドローン各種機体へのフライトコントローラー量産販売に向けた取り組みなどを進めるとしている。

■パークシャ <3993>  3,090円  +90 円 (+3.0%)  本日終値
 PKSHA Technology<3993>が反発。午前9時ごろ、子会社PKSHA Workplaceが、NEC<6701>グループでコンタクトセンターの構築・運営などを行うNEC VALWAYとパートナー契約を締結したと発表しており、好材料視された。PKSHA Workplaceが展開する自然言語処理技術を活用した「PKSHA AIヘルプデスク」と、NEC VALWAYのサポートデスクサービスにおける豊富な知見とを組み合わせることで、SaaSを活用した効率的なビジネスプロセスアウトソーシング(BPaaS)サービスである「NEC コミュニケーションDX支援サービス」の販売を開始するという。

■名古屋鉄道 <9048>  1,720円  +31.5 円 (+1.9%)  本日終値
 名古屋鉄道<9048>はしっかり。11日取引終了後、創業130周年記念株主優待を実施すると発表した。今年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に「博物館明治村ペア入村招待券1組」を贈呈する。また、今年3月末から9月末まで継続して保有している株主は、ホテルの宿泊券などが当たるキャンペーンに応募できるという。

■QPS研究所 <5595>  1,275円  -269 円 (-17.4%)  本日終値
 QPS研究所<5595>は急落。11日取引終了後、打ち上げ済みの小型SAR衛星「QPS-SAR」5号機について通信系に不具合が確認され、今後の継続的なサービス運用に支障が生じる見込みになったと発表した。地上からの指令や衛星状態のモニターに関する通信系統のうち、衛星側の送信部に不具合が出ている。宇宙空間における放射線の影響を偶発的に受けた電気系統の故障が原因と考えられるという。これを嫌気した売りが優勢となった。

■モロゾフ <2217>  4,435円  -90 円 (-2.0%)  本日終値  東証プライム 下落率10位
 モロゾフ<2217>が続落。11日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想について、営業利益を21億2000万円から20億円(前期比19.2%減)へ下方修正したことが嫌気された。売上高は353億7000万円から358億5000万円(同2.6%増)へ上方修正したものの、上期営業利益が計画を下回って着地したことが響く見通しだ。同時に発表した第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高164億7000万円(前年同期比4.6%増)、営業利益7億2700万円(同12.8%減)だった。人流の回復に伴い、バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント商戦が堅調に推移したことに加え、前期は卵の供給制限により販売を休止していた商品を今期は通常通り販売できたことなどにより売上高は伸長したが、原材料価格の高騰による売上原価率の上昇、賃金上昇による人件費の増加、倉庫や物流などの費用増加が利益を圧迫した。

■神戸物産 <3038>  4,287円  -64 円 (-1.5%)  本日終値
 神戸物産<3038>が続落。11日の取引終了後に発表した24年10月期第3四半期累計(23年11月~24年7月)の連結決算は、売上高が前年同期比11.4%増の3772億8300万円、経常利益は同3.1%減の219億8000万円だった。直近3カ月間となる5~7月期の経常利益は約58%減と、大幅減益となったことをネガティブ視した売りが出たようだ。第3四半期累計の経常利益の通期計画に対する進捗率は約67%にとどまった。新規出店効果が出たほか、既存店への商品出荷が好調に推移し、増収となった。一方、7月以降の円高進行に伴い、為替予約による評価損が膨らんだ。

■カドスC <211A>  2,555円  +500 円 (+24.3%) ストップ高   本日終値
 カドス・コーポレーション<211A>はストップ高。午後2時ごろ、25年7月期単独業績予想について売上高を前期比3.5%増の67億円、営業利益を同7.5%増の6億8500万円と発表。前期に続き過去最高を更新する見通しを示した。あわせて配当予想を前期比45円増の130円としており、これらを好感した買いが膨らんだ。同時に発表した24年7月期決算は売上高が前の期比14.4%増の64億7500万円、営業利益が同22.3%増の6億3700万円だった。前の期末時点の受注残高の増加や進行途中物件の完成、不動産販売の実現などが寄与した。原価管理への意識を徹底したことも奏功した。

■アセンテック <3565>  600円  +76 円 (+14.5%)  本日終値
 アセンテック<3565>は急反騰、560円台前半を横に走る75日移動平均線をブレークし上値指向を一気に強めている。仮想デスクトップ関連のソリューションサービスや製品を手掛けており、近年の生成AI市場の急拡大を背景に商機を高めている。同社は11日取引終了後、25年1月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来計画の8億5000万円から9億5000万円(前期比35%増)に増額した。為替差益に伴う営業外収益計上によるもの。なお、トップラインも従来予想に20億円上振れし初の100億円台に乗せる見通しで、これを好感する買いが集中した。

■カウリス <153A>  1,771円  +200 円 (+12.7%)  本日終値
 カウリス<153A>が急反発。11日の取引終了後、不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」がJR東日本<9020>グループのビューカードに採用されたと発表しており、好感された。「Fraud Alert」は、FATF(マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)によりマネーロンダリングやテロ資金供与などへの対策が求められる銀行、証券会社、外国為替証拠金取引業者、クレジットカード事業者などで広く利用されているサービス。今回の採用では、ビューカードが提供するクレジットカードサービスの新規入会申し込みに利用されるという。

■Unipos <6550>  152円  +17 円 (+12.6%)  本日終値
 Unipos<6550>が4営業日ぶりに急反発。同社は11日取引終了後、日経BP(東京都港区)と人的資本経営コンサルティングに関して業務提携したと発表しており、今後の展開が期待されているようだ。ユニポスの人的資本経営に関する知見と、日経BPの各種レポート作成ノウハウや発信力という強みを生かすことで、組織改革や人材育成、それらの取り組みに関する情報開示など、企業の人的資本経営をより強力にサポートできるとしている。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均