貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9064 ヤマトホールディングス

東証P
1,746.0円
前日比
-9.0
-0.51%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
119 1.05 2.63 6.21
時価総額 6,294億円
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本日の注目個別銘柄:レノバ、コーセー、長瀬産など


<7203> トヨタ自 3528 -51
大幅続落。前日の取引時間中に24年3月期の決算を発表、売り先行となった後は1兆円を上限とする自社株買い実施が好感されて一時切り返す動きにもなっていた。本日はあらためて決算内容が売り材料視される展開になっている。25年3月期営業利益は4兆3000億円で前期比19.7%減の見通しであり、市場コンセンサスを1兆円程度下回る水準になっている。人的資本や成長領域への投資増が減益要因になるとみている。

<7011> 三菱重 1242 -85.5
大幅続落。前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢となったが、本日も一段と売り圧力が強まる展開になった。24年3月期事業利益は2825億円で前期比46.1%増となったが、会社計画の3000億円はやや下振れ。25年3月期は3500億円、同23.9%増の見通しだが、市場コンセンサスを400億円近く下回る。500億円程度の資産売却益が含まれる前提のもようであり、物足りない内容との見方も。

<8591> オリックス 3426 +203
大幅反発。前日に24年3月期決算を発表、純利益は3461億円で前期比19.2%増となり、従来計画の3300億円を上振れた。25年3月期は3900億円で同12.7%増の見通しで、これまでの目標値4000億円からは小幅に下振れとなるが、足元のインフレ状況などから大きく下方修正されるとの見方もあっただけに、安心感に。年間配当金は当期純利益の39%を配当としており、計画水準の場合、133.2円となる。

<6645> オムロン 6013 +368
大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は343億円で前期比65.9%減となったが、従来計画の240億円は上振れている。25年3月期は490億円で同42.7%増の見通しとしており、市場コンセンサスを50億円程度上振れる水準に。足元で株価が低迷していた中、安心感の強まるガイダンスとなっている。これまでの構造改革の効果が大きく表面化する想定となっているもよう。

<6963> ローム 2014 -240.5
急落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は433億円で前期比53.1%減となり、会社計画線上での着地となったが、市場予想は50億円程度下振れ。25年3月期は140億円で同67.7%の大幅減益見通し。550億円程度の市場コンセンサスを大幅に下振れている。FAやエネルギー分野など産機向け売上の低迷に加えて、減価償却費や研究開発費などのコスト増も重しとなるもよう。

<9064> ヤマトHD 1777 -239
急落。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は401億円で前期比33.3%減となり、計画線上での着地となっている。一方、25年3月期は500億円で同24.8%増の見通しだが、市場コンセンサスは150億円程度下回る水準。上半期は50億円の損失見通しであり、下半期急回復の予想となっている。足もとは厳しい状況が継続と意識される状況に。今期は宅配便取扱数量の増加を見込んでいるようだ。

<7013> IHI 4119 +312
大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表、営業損益は701億円の赤字であったが、4月26日に修正見通しを発表済み。一方、25年3月期は1100億円の黒字見通し、ほぼ市場コンセンサス並みの水準に。為替前提が140円と保守的で、構造改革費用100億円程度も織り込んでいるようだ。民間航空エンジンにおけるスペアパーツの売上伸長などを見込んでいるもよう。

<4922> コーセー 9868 +1500
ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は79億円で前期比35.5%増となり、市場予想を30億円強上振れている。通期予想の200億円、前期比25.1%増は据え置いているものの、進捗率は40%程度に達しており、上振れのへの期待が高まる状況となっている。国内中~低価格帯商品は、新製品・ブランド施策のヒットに加え、既存品の需要も顕著となっているもよう。

<8012> 長瀬産 3064 +364
急伸。25年度までの中期経営計画における株主還元方針の変更を発表。これまでの継続増配に加え、最終年度までの2年間の限定措置として、総還元性向100%を実施するとしている。これに伴い、25年3月期年間配当金は前期比5円増の85円を計画、また、発行済み株式数の4.82%に当たる550万株、100億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。なお、25年3月期営業利益は2ケタ増ガイダンスともなっている。

<9519> レノバ 1186 -358
急落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は50.2億円で前期比43.4%減となり、第3四半期時の修正計画45億円を上振れ着地。一方、25年3月期は10億円で同80.1%減と大幅減益の見通し。市場想定は100億円近い水準であったため、想定外の大幅減益ガイダンスとなっている。徳島津田バイオマス発電所の稼働が約半年にとどまる見通し
《ST》

 提供:フィスコ

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