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18日の株式相場見通し=反発か、日銀決定会合後にアク抜け期待

 18日の東京株式市場は強弱観対立のなかも日経平均株価は3万8000円台後半で頑強な値動きを示しそうだ。前週末の欧州株市場は高安まちまちで独DAXは小幅下落したものの、仏CAC40はわずかながら4日続伸し史上最高値を更新した。一方、米国株市場では主要株価3指数が揃って下落した。コンセンサスを上回る強い数字が相次ぐ物価指標を背景に米長期金利の上昇傾向が続いており、株式の相対的な割高感が意識されやすくなっている。今週予定されるFOMCでは政策金利据え置きとの見方でほぼ織り込まれているが、今後の利下げのタイミングや年内の利下げペースなどにマーケットの関心が高く、ドットチャートやパウエルFRB議長の記者会見を前に見送りムードが強まった。東京市場でも日銀の金融政策決定会合を控え、この結果と会合後の植田和男日銀総裁の記者会見の内容を見極めたいとの思惑が上値を押さえる要因となりやすい。ただ、現状でマイナス金利解除の可能性をかなりの部分織り込んでおり、決定会合通過後はアク抜け感から株式市場は上値を指向するという見方もある。先物主導の買い戻しが進めば、日経平均に思わぬ浮揚力が加わるケースも考えられる。足もとで日米の金利差拡大を背景に外国為替市場でドル高・円安傾向に振れていることもポジティブ材料として働きやすい。

 15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比190ドル89セント安の3万8714ドル77セントと続落。ナスダック総合株価指数は同155.356ポイント安の1万5973.174だった。

 日程面では、きょうは1月の機械受注、1年物国庫短期証券の入札など。海外では、1~2月の中国固定資産投資、中国不動産開発投資、中国工業生産高、中国小売売上高、2月のユーロ圏消費者物価指数、3月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数など。

出所:MINKABU PRESS

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