楽天グループが急反発、モバイル事業の赤字幅縮小と株主優待変更で関心集める
楽天グループ<4755>が急反発した。14日の取引終了後に発表した23年12月期の連結決算は、売上収益が前の期比7.8%増の2兆713億1500万円、営業損益は2128億5700万円の赤字(前の期は3716億1200万円の赤字)となった。営業赤字は4期連続。最終赤字は5期連続となった。一方、モバイル事業の売上収益は増加し、赤字幅は縮小。前期は無配としながらも株主優待制度を変更し、新たに楽天モバイルの音声+データプラン(月30ギガバイト)を株主全員に1年間無料で提供すると発表した。これらが関心を集める要因となり、投資家の買いを誘ったようだ。24年12月期の業績予想に関しては、証券サービスを除いた売上収益について2ケタの成長率を目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS
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