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東京株式(大引け)=275円安、米早期利下げ期待剥落で利食い誘発

 1日の東京株式市場は朝方から売り優勢で日経平均株価は下値を試す動きとなり、一時は3万6000円台を割り込んで推移した。ただ、売り一巡後は下げ渋った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比275円25銭安の3万6011円46銭と4日ぶりに反落。プライム市場の売買高概算は17億7754万株、売買代金概算は4兆5809億円。値上がり銘柄数は485、対して値下がり銘柄数は1121、変わらずは52銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米株安を受け利益確定売りが誘発される形となった。米国株市場ではFOMC後のパウエルFRB議長の記者会見がややタカ派的な内容で、早期利下げ期待が剥落しハイテク株中心にリスク回避の売り圧力が強まった。また、米長期金利の急低下を背景に外国為替市場では1ドル=147円台を割り込む円高に振れたことも重荷となっている。決算発表や業績予想の修正に絡み大きく売り込まれる銘柄も目立ち、投資家のセンチメントを冷やした。ただ、日経平均が3万6000円台を割り込む場面では押し目買いも活発化し、後場は下げ渋っている。値下がり銘柄数は1100を超え全体の7割近くを占め、業種別でも33業種中25業種が下落し自動車や機械株の下げが目立った。

 個別では、レーザーテック<6920>が大きく値を下げ、ソニーグループ<6758>も軟調。トヨタ自動車<7203>が冴えず、三菱重工業<7011>も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも売りに押された。あおぞら銀行<8304>はストップ安で売り物を残した。エンプラス<6961>が急落したほか、エムスリー<2413>、ケアネット<2150>なども大幅安となった。

 半面、アドバンテスト<6857>が堅調、SCREENホールディングス<7735>も物色人気。日立製作所<6501>、富士通<6702>も値を上げた。JR東日本<9020>、第一三共<4568>が買いを集めたほか、野村ホールディングス<8604>も上昇した。アイティメディア<2148>、システムリサーチ<3771>がストップ高を演じ、テクマトリックス<3762>が急騰、東テク<9960>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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