話題株ピックアップ【夕刊】(3):ナルネット、竹田iP、三栄コ
■ナルネット <5870> 1,015円 +97 円 (+10.6%) 一時ストップ高 本日終値
ナルネットコミュニケーションズ<5870>が一時ストップ高。同社の大株主は、伊藤忠商事<8001>と伊藤忠エネクス<8133>が設立したMobility & Maintenance Japan。その伊藤忠は26日に約10年ぶりに円建て普通社債を起債する見込みだが、24日に週刊文春電子版は「伊藤忠が10年ぶりに社債発行 “真の狙い”はビッグモーター」というタイトルのコンテンツを配信した。伊藤忠によるビッグモーター(東京都多摩市)の買収が実現し、ナルネットの事業にプラス効果をもたらすとの思惑が広がり、個人投資家の資金が流入したようだ。
■竹田iP <7875> 933円 +63 円 (+7.2%) 本日終値
竹田iPホールディングス<7875>が大幅反発。23日の取引終了後、タイに新子会社を設立すると発表した。グループの顧客で東南アジア地域への事業拡大が進められているのに対応し、顧客ニーズにこたえるための供給体制を整えることでパッケージ事業の拡大を図るのが狙いという。新子会社はタイにおける3社目の設立となり、海外事業拡大への期待感から買われたようだ。
■三栄コーポレーション <8119> 2,832円 +181 円 (+6.8%) 本日終値
三栄コーポレーション<8119>が大幅高で5日続伸し連日の昨年来高値更新となった。23日の取引終了後、株主優待商品の内容を決定したと発表。24年3月末時点の株主から一部ポイント帯の引き上げや長期保有プレミアムポイントの設定などを行うほか、商品ラインアップや「オンラインショップ優待割引クーポン」を充実させたとしており、好材料視された。
■W TOKYO <9159> 2,518円 +118 円 (+4.9%) 本日終値
W TOKYO<9159>は続急伸。23日の取引終了後、七十七銀行<8341>との連携協定の締結に基づく取り組みの第1弾となるプロジェクト「MIYAGI 魅力発信プロジェクト produced by TGC(仮称)」を今年春以降に始めると発表した。若者をターゲットとし、地域の魅力を強力に発信するプロモーション活動を展開する。W TOKYOに対しては、今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。プロジェクトは宮城県域からスタートし、東北全域への拡大を目指す。すでに地方自治体や大学など10を超える団体から参加の表明を受けており、引き続き参画団体を募集するとともに産業界との連携施策なども進めていく。
■日本ラッド <4736> 729円 +34 円 (+4.9%) 本日終値
日本ラッド<4736>がAI関連株人気に乗り急動意。独立系のシステムインテグレーターで金融、流通、医療、自動車など多岐にわたる業界や官公庁などから受注を獲得し、足もとの業績は絶好調に推移している。23年3月期に営業52%増益を達成したのに続き、24年3月期は前期比74%増益見通し。AI・IoTソリューションを手掛ける成長スポットにありながらPER15倍台は割安感がある。信用買い残が16万株弱と低水準で需給面からも上値が軽い。
■PR TIMES <3922> 2,207円 +82 円 (+3.9%) 本日終値
PR TIMES<3922>が3日続伸した。23日の取引終了後、テクノロジー情報サイト「テクノエッジ」を運営するテクノコア(東京都台東区)に出資し、資本・業務提携を締結したと発表。これが株価の支援材料となったようだ。PR TIMESで配信されたテクノロジーやインターネット関連のプレスリリースをテクノエッジに転載するとともに、テクノロジー分野の企業担当者などに対するイベントや経営者向けセミナーの開催も検討する。
■新家工業 <7305> 3,040円 +102 円 (+3.5%) 本日終値
新家工業<7305>は3日続伸。23日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資ファンドのブラッククローバーの保有割合が10.35%から11.43%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は1月16日となっている。
■スタティアH <3393> 1,504円 +49 円 (+3.4%) 本日終値
スターティアホールディングス<3393>が大幅反発。23日の取引終了後、子会社クラウドサーカスが3月利用分から一部プランの料金改定を実施すると発表しており、好材料視された。サーバー費用の増加やエンジニアの確保難易度の上昇、人件費を含む運営管理コストの増加などの課題を乗り越え、更に使いやすく充実したサービスを提供し続けるためとしている。
■エルテス <3967> 890円 +29 円 (+3.4%) 本日終値
エルテス<3967>が3日続伸した。23日の取引終了後、DX推進事業での主要KPI(重要業績評価指標)である「行政クライアント数」が2023年12月末時点で100を上回ったと発表。今後の業績面での好影響を期待した買いが入ったようだ。連結子会社のJAPANDXの自治体向けアプリケーション「スーパーアプリ」の導入拡大に加え、プレイネクストラボがグループに参画したことも、クライアント数の増加に寄与した。
■ブルーイノベーション <5597> 1,580円 +48 円 (+3.1%) 本日終値
ブルーイノベーション<5597>が5日続伸。23日の取引終了後、屋内点検用球体ドローン「ELIOS3」専用のペイロードの新製品、高性能LiDAR「測量ペイロード」の販売を1月18日から開始したと発表。これが材料視されたようだ。測量ペイロードはELIOS3に後付けで装脱着できる測量デバイス。これを採用することで測量・点検作業にかかる時間が最低限に抑えられ、安全な業務遂行や全体の工期期間短縮、費用圧縮が可能になるという。
●ストップ高銘柄
日本エコシステム <9249> 4,585円 +2,001 円 (+77.4%) ストップ高 本日終値
マキュリRI <5025> 623円 +100 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
イクヨ <7273> 3,190円 +503 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値
アルー <7043> 783円 +100 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値
フィーチャ <4052> 787円 +100 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
ナルネットコミュニケーションズ<5870>が一時ストップ高。同社の大株主は、伊藤忠商事<8001>と伊藤忠エネクス<8133>が設立したMobility & Maintenance Japan。その伊藤忠は26日に約10年ぶりに円建て普通社債を起債する見込みだが、24日に週刊文春電子版は「伊藤忠が10年ぶりに社債発行 “真の狙い”はビッグモーター」というタイトルのコンテンツを配信した。伊藤忠によるビッグモーター(東京都多摩市)の買収が実現し、ナルネットの事業にプラス効果をもたらすとの思惑が広がり、個人投資家の資金が流入したようだ。
■竹田iP <7875> 933円 +63 円 (+7.2%) 本日終値
竹田iPホールディングス<7875>が大幅反発。23日の取引終了後、タイに新子会社を設立すると発表した。グループの顧客で東南アジア地域への事業拡大が進められているのに対応し、顧客ニーズにこたえるための供給体制を整えることでパッケージ事業の拡大を図るのが狙いという。新子会社はタイにおける3社目の設立となり、海外事業拡大への期待感から買われたようだ。
■三栄コーポレーション <8119> 2,832円 +181 円 (+6.8%) 本日終値
三栄コーポレーション<8119>が大幅高で5日続伸し連日の昨年来高値更新となった。23日の取引終了後、株主優待商品の内容を決定したと発表。24年3月末時点の株主から一部ポイント帯の引き上げや長期保有プレミアムポイントの設定などを行うほか、商品ラインアップや「オンラインショップ優待割引クーポン」を充実させたとしており、好材料視された。
■W TOKYO <9159> 2,518円 +118 円 (+4.9%) 本日終値
W TOKYO<9159>は続急伸。23日の取引終了後、七十七銀行<8341>との連携協定の締結に基づく取り組みの第1弾となるプロジェクト「MIYAGI 魅力発信プロジェクト produced by TGC(仮称)」を今年春以降に始めると発表した。若者をターゲットとし、地域の魅力を強力に発信するプロモーション活動を展開する。W TOKYOに対しては、今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。プロジェクトは宮城県域からスタートし、東北全域への拡大を目指す。すでに地方自治体や大学など10を超える団体から参加の表明を受けており、引き続き参画団体を募集するとともに産業界との連携施策なども進めていく。
■日本ラッド <4736> 729円 +34 円 (+4.9%) 本日終値
日本ラッド<4736>がAI関連株人気に乗り急動意。独立系のシステムインテグレーターで金融、流通、医療、自動車など多岐にわたる業界や官公庁などから受注を獲得し、足もとの業績は絶好調に推移している。23年3月期に営業52%増益を達成したのに続き、24年3月期は前期比74%増益見通し。AI・IoTソリューションを手掛ける成長スポットにありながらPER15倍台は割安感がある。信用買い残が16万株弱と低水準で需給面からも上値が軽い。
■PR TIMES <3922> 2,207円 +82 円 (+3.9%) 本日終値
PR TIMES<3922>が3日続伸した。23日の取引終了後、テクノロジー情報サイト「テクノエッジ」を運営するテクノコア(東京都台東区)に出資し、資本・業務提携を締結したと発表。これが株価の支援材料となったようだ。PR TIMESで配信されたテクノロジーやインターネット関連のプレスリリースをテクノエッジに転載するとともに、テクノロジー分野の企業担当者などに対するイベントや経営者向けセミナーの開催も検討する。
■新家工業 <7305> 3,040円 +102 円 (+3.5%) 本日終値
新家工業<7305>は3日続伸。23日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資ファンドのブラッククローバーの保有割合が10.35%から11.43%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は1月16日となっている。
■スタティアH <3393> 1,504円 +49 円 (+3.4%) 本日終値
スターティアホールディングス<3393>が大幅反発。23日の取引終了後、子会社クラウドサーカスが3月利用分から一部プランの料金改定を実施すると発表しており、好材料視された。サーバー費用の増加やエンジニアの確保難易度の上昇、人件費を含む運営管理コストの増加などの課題を乗り越え、更に使いやすく充実したサービスを提供し続けるためとしている。
■エルテス <3967> 890円 +29 円 (+3.4%) 本日終値
エルテス<3967>が3日続伸した。23日の取引終了後、DX推進事業での主要KPI(重要業績評価指標)である「行政クライアント数」が2023年12月末時点で100を上回ったと発表。今後の業績面での好影響を期待した買いが入ったようだ。連結子会社のJAPANDXの自治体向けアプリケーション「スーパーアプリ」の導入拡大に加え、プレイネクストラボがグループに参画したことも、クライアント数の増加に寄与した。
■ブルーイノベーション <5597> 1,580円 +48 円 (+3.1%) 本日終値
ブルーイノベーション<5597>が5日続伸。23日の取引終了後、屋内点検用球体ドローン「ELIOS3」専用のペイロードの新製品、高性能LiDAR「測量ペイロード」の販売を1月18日から開始したと発表。これが材料視されたようだ。測量ペイロードはELIOS3に後付けで装脱着できる測量デバイス。これを採用することで測量・点検作業にかかる時間が最低限に抑えられ、安全な業務遂行や全体の工期期間短縮、費用圧縮が可能になるという。
●ストップ高銘柄
日本エコシステム <9249> 4,585円 +2,001 円 (+77.4%) ストップ高 本日終値
マキュリRI <5025> 623円 +100 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
イクヨ <7273> 3,190円 +503 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値
アルー <7043> 783円 +100 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値
フィーチャ <4052> 787円 +100 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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