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話題株ピックアップ【夕刊】(1):日本光電、中国塗、ラインヤフー

■日本光電 <6849>  4,281円  +553 円 (+14.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
 日本光電<6849>が急騰。医療用電子機器メーカーで、心電計や脳波計、AEDなどで高い商品競争力を誇っている。米系ヘッジファンドのバリューアクト・キャピタル・マネジメントが25日付で提出した大量保有報告書によると、バリューアクトと共同保有者の日本光電株式保有比率は5.01%と新たに5%を超えたことが判明した。これが足もとの株価を強く刺激する格好となった。

■リケンNPR <6209>  2,126円  +186 円 (+9.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 リケンNPR<6209>が3連騰。25日の取引終了後、子会社リケンが半導体製造装置向け工業用ヒーターに強みを持つシンワバネス(東京都品川区)株式の90%を2月中旬の予定で取得し子会社化すると発表したことが好感された。シンワバネス及びリケンNPRグループがそれぞれに保有する開発技術力と営業力を持ち寄り魅力ある新製品を共同開発し事業領域を拡大することで、カーボンニュートラルの潮流の中で大きな成長可能性がある電気抵抗加熱ヒーター市場をリードしていくことが可能になると判断したという。取得価額は非開示。なお、24年3月期業績への影響は精査中としている。

■中国塗料 <4617>  1,695円  +47 円 (+2.9%)  本日終値
 中国塗料<4617>が反発。25日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1050億円から1100億円(前期比10.6%増)へ、営業利益を84億円から105億円(同2.7倍)へ上方修正したことが好感された。主力の船舶用塗料分野を中心に、製造コストに見合った販売価格の適正化や高付加価値製品の販売拡大が順調に進んでいることが要因。また、海外においては原材料価格が比較的安定して推移していることや円安効果も寄与する。なお、純利益は第4四半期に予定していた固定資産売却益の計上時期が25年3月期に変更となったため、84億円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。

■エスケーエレ <6677>  3,540円  +95 円 (+2.8%)  本日終値
 エスケーエレクトロニクス<6677>が3日続伸。大型フォトマスクの専業メーカーで、独自の描画・プロセスにおける最先端テクノロジーを駆使、特に液晶向けでは他社を寄せ付けない断トツのシェアを有する。有機ELディスプレーなど高精細のFPD対応フォトマスク開発でも注目されている。業界初となる次世代用(第10世代以上向け)フォトマスクの量産体制を確立していることで、24年9月期以降の収益成長に期待が募っている。来年の新NISA導入を目前に、ハイテク系グロース株にしてPER10倍台、配当利回り4.6%台とバリュー株の側面も見直されている。

■LINEヤフー <4689>  484.9円  +11.7 円 (+2.5%)  本日終値
 LINEヤフー<4689>が後場に買われた。米ブルームバーグ通信が26日、米著名投資家のキャシー・ウッド氏がラインヤフーの株式を約1年ぶりに購入したと報じた。ニュースのヘッドラインに反応した買いが集まったようだ。報道によると、ウッド氏のETF(上場投資信託)運営会社のアーク・インベストメント・マネジメントの日々の取引についてブルームバーグがまとめたデータで、ARK Fintech Innovation ETF<ARKF>が21日と22日の2日間でラインヤフー株式を合計で約171万株購入したという。

■リケンテクノス <4220>  852円  +18 円 (+2.2%)  本日終値
 リケンテクノス<4220>が反発した。25日の取引終了後、18億8100万円の投資有価証券売却益が発生したと発表。これが株価の支援材料となったようだ。24年3月期第3四半期(10~12月)において特別利益として計上する。売却したのは保有する有価証券の一部で、上場有価証券23銘柄。売却期間は11月28日~12月25日。24年3月期の業績予想に関しては、他の要因も含めて現在精査中で、修正が必要となった場合は速やかに公表するとした。

■象印マホービン <7965>  1,574円  +33 円 (+2.1%)  本日終値
 象印マホービン<7965>が10日続伸。25日の取引終了後に発表した24年11月期の連結業績予想で、売上高870億円(前期比4.2%増)、営業利益52億円(同4.0%増)、純利益50億円(同12.6%増)と増収増益を見込むことが好感された。新規カテゴリ商品のオーブンレンジが売上高の増加に貢献するほか、アジア向けステンレス製品の伸長が続く見通し。引き続き価格競争力の強化や高付加価値商品の開発に取り組むことで営業増益とする見通しだ。なお、23年11月期決算は売上高834億9400万円(前の期比1.2%増)、営業利益50億円(同7.2%増)、純利益44億4100万円(同21.4%増)だった。

■東北新社 <2329>  1,305円  +25 円 (+2.0%)  本日終値
 東北新社<2329>が3日続伸。正午ごろ、販売を延期していたNFTプロジェクト「IRI-DO(アイリダ)」の2ndコレクション「EDO TOKYO」を26日午後9時に販売開始すると発表しており、好材料視された。「アイリダ」は、23年1月にスタートした「近未来の渋谷」を舞台にしたNFTプロジェクト。NFTを保有するユーザー(NFTホルダー)とともに、「アイリダ」の漫画化やアニメ化などさまざまなエンターテインメントコンテンツを共創するプロジェクトで、アイリダを構成する3つの異なる世界である、近未来的なバーチャルシティ「メトロポリタン」、江戸時代風の日本家屋が並ぶ「EDO TOKYO」、大自然が広がる「ネイチャーワールド」から、1stコレクションの「メトロポリタン」に続き、今回は「EDO TOKYO」の世界観を表現した1111体のNFTを販売する。

■レーザーテック <6920>  37,330円  +480 円 (+1.3%)  本日終値
 レーザーテック<6920>の上げ足止まらず最高値街道をまい進。きょうは日経平均株価が前日終値近辺の狭いゾーンで様子見ムードとなっているが、日経平均構成銘柄である同社株は7連騰とお構いなしの快進撃が続いている。マスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するが、特に次世代商品であるEUV露光装置向けで唯一の供給メーカーとして注目度が高い。生成AI市場が急拡大するなか、最先端半導体用としてEUV関連装置需要が増勢顕著であり、つれて同社の存在感も高まっている。一方、株式需給面では信用取組が売り買いガップリ四つで直近信用倍率は0.94倍。更に日証金では貸借倍率0.03倍と大幅に売り長となっており、踏み上げ相場(空売り筋の強制的買い戻し)が加速している。

■ニフコ <7988>  3,512円  +39 円 (+1.1%)  本日終値
 ニフコ<7988>が反発。SMBC日興証券が25日付で投資評価「1」を継続し、目標株価を5000円から5200円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券によると、ガバナンス強化の方向性にあるなかで、25年3月期以降に米国赤字拠点を中心に再編が進む可能性があり、一層の業績拡大を予想するという。総還元性向50%を目線としつつある状況において、短期的に自社株買い実施が進む可能性も注目したいとしている。


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