三菱UFJなどメガバンクは軟調、マイナス金利解除への期待感が後退
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンクがいずれも軟調な値動きを示している。前日の日銀金融政策決定会合の結果は大規模金融緩和政策の現状維持を決めたほか、後場取引終了後の植田日銀総裁の記者会見もハト派的な印象で、マイナス金利解除に対する思惑が足もとで後退している。運用環境の改善期待が剥落したことで、目先銀行株への投資資金の流入が止まった。各銘柄とも26週移動平均線を下に抜けた形となっており、見切り売りを誘発しやすい状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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