【特集】10万円以下で買える、今期最高益＆低PER 33社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞

　少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

　東証スタンダード上場企業では835銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。

　下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる33社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは15日現在)

　15日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益＆低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。

　　　　　　　　　　 最低投資　　┌ 経常利益 ┐　　予想
コード 銘柄名　　　　　　金額　 増益率　　 今期　　 PER
<7610> テイツー　　　　 13700　　 15.4　　 1850　　 7.9
<7183> あんしん保証　　 23800　　 19.6　　　810　　 7.5
<8077> トルク　　　　　 27500　　　0.1　　 1240　　 7.9
<3347> トラスト　　　　 30400　　 14.3　　 2819　　 7.4
<6888> アクモス　　　　 37200　　　3.4　　　700　　 8.0
<3242> アーバネット　　 39500　　　5.2　　 2250　　 8.2
<5363> ＴＹＫ　　　　　 42500　　　4.0　　 3950　　 7.6
<3241> ウィル　　　　　 48700　　　6.3　　　922　　 9.0
<6356> 日ギア　　　　　 52900　　 50.2　　 1500　　 7.5
<7461> キムラ　　　　　 54400　　　0.2　　 2360　　 6.6

<3933> チエル　　　　　 55700　　　4.8　　　650　　 9.2
<9685> ＫＹＣＯＭ　　　 56200　　　4.7　　　560　　 7.7
<9385> ショーエイ　　　 57300　　 黒転　　 1146　　 5.5
<2180> サニーサイド　　 58100　　 15.4　　 1540　　 9.3
<3322> アルファＧ　　　 61500　　 38.5　　　759　　 7.4
<2481> タウンＮ　　　　 66000　　 17.9　　　732　　 7.7
<8772> アサックス　　　 68200　　　7.2　　 4607　　 7.5
<2876> デルソーレ　　　 68300　　　133　　 1200　　 8.1
<7134> アップガレＧ　　 72400　　 15.7　　 1011　　 9.8
<2425> ケアサービス　　 73000　　 13.5　　　539　　 8.1

<9059> カンダ　　　　　 73500　　 12.4　　 3150　　 7.7
<4800> オリコン　　　　 75100　　　5.9　　 1800　　 8.3
<3173> コミニックス　　 77900　　　5.3　　 1110　　 7.0
<4231> タイガポリ　　　 80700　　 98.0　　 3700　　 6.7
<6542> ＦＣＨＤ　　　　 82200　　　0.7　　 1210　　 6.4
<6488> ヨシタケ　　　　 82400　　 13.6　　 1500　　 9.5
<8023> 大興電子　　　　 88900　　 49.2　　 2870　　 6.1
<7781> 平山　　　　　　 91200　　 25.5　　 1190　　 9.6
<9753> ＩＸナレッジ　　 96000　　　6.1　　 1626　　 8.5
<3562> Ｎｏ．１　　　　 96400　　 11.2　　 1271　　 8.1

<5071> ヴィス　　　　　 96900　　　4.7　　 1322　　 8.9
<2903> シノブフズ　　　 98200　　 20.8　　 2300　　 7.6
<3452> ビーロット　　　 98700　　　103　　 4892　　 5.8

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※今期配当が無配・未定の企業は除いた。

株探ニュース