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外為サマリー:一時151円40銭台に上昇、日経平均の下げ幅縮小でドル買い強まる

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円39銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル高・円安となっている。

 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9日、国際通貨基金(IMF)のパネル討議で「政策をさらに引き締めることが適切となれば、躊躇することなく引き締める」などと述べたことで、米国の追加利上げが改めて意識された。当面は日銀の金融緩和姿勢に変わりはないとみられ、日米金利差が開いた状態が続くことを見込んだドル買い・円売りが入りやすかった。ドル円相場は仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後に伸び悩む場面もあったが、一時400円近く下落していた日経平均株価が下げ幅を縮小するとともにリスク選好のドル買いが強まり、午後2時50分過ぎには151円40銭台をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0669ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円52銭前後と横ばい圏で推移している。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年11月10日 15時21分

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