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東京株式(大引け)=479円高、米長期金利低下と円安を追い風に後場上げ足加速

 9日の東京株式市場は再びリスクを取る動きが強まり、日経平均株価は大きく切り返す展開。米長期金利の低下を追い風に幅広い銘柄が物色された。

 大引けの日経平均株価は前営業日比479円98銭高の3万2646円46銭と3日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は16億7837万株、売買代金概算は4兆443億円。値上がり銘柄数は1285、対して値下がり銘柄数は332、変わらずは42銘柄だった。

 きょうの東京市場は大きく買い優勢に傾いた。前日の米国株市場で米長期金利の急低下を背景にハイテク株中心に買われ、これを受けて投資家のセンチメントが改善した。米10年債利回りが4.5%を下回り、日米金利差縮小を背景に外国為替市場で1ドル=151円台までドル高・円安が進んだことも輸出セクター中心に好感された。東京市場ではオプションSQ算出をあすに控えているが、後場に入ると先物主導で大口買いが流入し日経平均の上げ足が加速、オプションの権利行使価格を意識した投機的な売り買いが活発だった。後場に入って値上がり銘柄数も急増し、プライム上場銘柄の77%が上昇して引けた。全体売買代金も引き続き活況で、前日の水準には届かなかったが4兆円を上回った。

 個別では、売買代金がほぼ4500億円に達したレーザーテック<6920>が上値追い、任天堂<7974>も商いを膨らませ大幅高。ファーストリテイリング<9983>、三菱商事<8058>も上昇した。ダイキン工業<6367>も高い。TOWA<6315>が大商いで急騰、シミックホールディングス<2309>はストップ高に買われた。シュッピン<3179>、ローランド<7944>、ミツバ<7280>、ニチコン<6996>なども値を飛ばした。三菱ガス化学<4182>も活況高となった。

 半面、ソニーグループ<6758>が冴えず、リクルートホールディングス<6098>が大きく値を下げた。ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>が軟調、クラレ<3405>も下落した。Sun Asterisk<4053>が急落したほか、福山通運<9075>も大幅安。フジクラ<5803>、シャープ<6753>なども大きく下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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