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東京株式(大引け)=189円高、米長期金利低下を好感も値下がり銘柄目立つ

 11日の東京株式市場は前日の欧米株高を受け日経平均株価が続伸、一時3万2000円台を回復する場面があったが、取引終盤は伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比189円98銭高の3万1936円51銭と続伸。プライム市場の売買高概算は13億2060万株、売買代金概算は3兆3821億円。値上がり銘柄数は380、対して値下がり銘柄数は1408、変わらずは49銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の欧米株高を受けリスク選好ムードのなか日経平均株価は上値指向を継続した。米国株市場では米長期金利が低下傾向にあることが好感されている。FRB高官の相次ぐハト派的な発言で米金融引き締め長期化に対する懸念が和らいでおり、東京市場でもマーケットのセンチメントが改善した。取引時間中にアジア株市場が堅調な値動きを示したこともプラスに働いたもようだ。ただ、戻り売り圧力も強かった。日経平均株価は一時300円近い上昇を示し3万2000円台に乗せたが、これは半導体関連の値がさ株などの上昇に押し上げられた感もあり、大引け時点で値下がり銘柄数が値上がり数を1000以上も上回った。なお、TOPIXはマイナス圏で引けている。

 個別では、4000億円近い群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高に買われたほか、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体主力株が高い。ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢だったほか、トヨタ自動車<7203>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>も値を上げた。リズム<7769>が値上がり率断トツに買われ、スクロール<8005>、マルマエ<6264>も大幅高。

 半面、川崎汽船<9107>が大きく利食われたほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが安く、日本製鉄<5401>も下落した。キーエンス<6861>が軟調、伊藤忠商事<8001>も売られた。日本ケミコン<6997>が値下がり率トップに売り込まれ、MonotaRO<3064>も急落、タマホーム<1419>、アイ・アールジャパンホールディングス<6035>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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