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東京株式(大引け)=548円高、米長期金利の上昇一服受け買い戻しが鮮明に

 5日の東京株式市場は朝方からリバウンド狙いの買いが優勢となり、後場に入ると先物主導で上げ足を加速し500円を超える上昇でほぼ高値引けとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比548円48銭高の3万1075円36銭と急反発。プライム市場の売買高概算は16億5238万株、売買代金概算は3兆7403億円。値上がり銘柄数は1725、対して値下がり銘柄数は97、変わらずは13銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日までの下げの反動で日経平均が大きく切り返す展開となった。前日の米国株市場が米長期金利の低下を背景に反発したことで市場のセンチメントが改善、幅広い銘柄に買い戻しの動きが広がった。米国では発表された経済指標を受け米10年債利回りの上昇が一服し、これまで売り込まれていた景気敏感株やハイテク株に投資資金が還流した。東京市場もこれに追随して自律反発を狙った買いが広範囲に流入、全体指数を押し上げた。後場に入ると先物に引っ張られる形で日経平均は一段と上げ足を強めた。米長期金利が時間外で低下したことも好感された。値上がり銘柄数は1700を超えプライム市場全体の94%の銘柄が上昇する文字通りの全面高商状となった。ただ、売買代金は3兆7000億円と前日の水準を下回っている。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>のほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など値がさの半導体製造装置関連が買われ、トヨタ自動車<7203>も大きく値を戻した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが値を上げ、川崎汽船<9107>など海運株も上値指向。三菱重工業<7011>、日立製作所<6501>も上昇した。日本製鉄<5401>が値を上げ、東京電力ホールディングス<9501>も堅調だった。マネックスグループ<8698>、Gunosy<6047>はストップ高人気。

 半面、大商いのJT<2914>が軟調、INPEX<1605>も売られた。太陽誘電<6976>は急落。エスプール<2471>がストップ安となり、イー・ガーディアン<6050>、ネクステージ<3186>、JCRファーマ<4552>などが大幅安となった。三井E&S<7003>、ダイセキ環境ソリューション<1712>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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