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日経平均は6日ぶり大幅反発、米金利低下に伴う安心感で買い戻し強まる/相場概況


日経平均は6日ぶり大幅反発。4日の米株式市場でダウ平均は127.17ドル高と4日ぶり反発、ナスダック総合指数は+1.35%と反発。民間部門のADP雇用統計の9月分が予想を大幅に下回ったために追加利上げ観測が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しが強まった。ただ、政府機関閉鎖などに対する懸念が根強く、ダウ平均の上値は限定的だった。米長期金利の低下や米国株の反発を受け、目先の安心感から日経平均は206.77円高からスタート。時間外取引において米長期金利が軟化する一方、米株価指数先物が堅調に推移していたことで買い戻し機運が高まり、日経平均は後場中ごろまで上げ幅を拡大していく展開となり31000円を回復。終盤に一時騰勢一服となる場面もあったが、大引けにかけては再び強含み、この日の高値圏で終えた。

 大引けの日経平均は前日比548.48円高の31075.36円となった。東証プライム市場の売買高は16億5238万株、売買代金は3兆7403億円だった。セクターでは証券・商品先物取引、その他金融、不動産を筆頭にほぼ全面高となった一方、鉱業のみが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の94%、対して値下がり銘柄は5%だった。

 個別では、岡三証券G<8609>やJPX<8697>、三菱UFJ<8306>などの金融関連セクター、トヨタ自動車<7203>をはじめとした自動車関連などが大幅に反発。東北電力<9506>、日本製鉄<5401>、川崎汽船<9107>などのバリュー(割安)セクターが全般高い。金利低下が好感され、三菱地所<8802>を筆頭とした大手不動産のほか、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、ANYCOLOR<5032>、M&A総研HD<9552>、アンビスHD<7071>などのハイテク・グロース(成長)株の一角が大幅高となった。

 マネックス証券とNTTドコモとの資本業務提携が好感されたマネックスG<8698>、出資先企業がインドの銀行との合併を承認されたGunosy<6047>はそれぞれストップ高まで買われた。ほか、投資判断の格上げが確認されたクスリのアオキ<3549>、シマノ<7309>、日本空港ビルデング<9706>、投資判断の新規買い推奨が確認されたTOWA<6315>、ブリヂストン<5108>、TOYOTIRE<5105>、洋インキHD<4634>などが大幅に上昇。

 一方、原油市況の続落を受けてINPEX<1605>や石油資源開発<1662>、コスモエネHD<5021>、コマツ<6301>などが続落。太陽誘電<6976>はユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行に伴う潜在的な希薄化が嫌気され大幅安。営業減益決算を受けてエスプール<2471>はストップ安まで売られた。

《YN》

 提供:フィスコ

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