クシムがウリ気配、今期業績予想と中期計画の取り下げで見切り売り膨らむ
クシム<2345>はウリ気配。14日の取引終了後、23年10月期の業績予想を取り下げ、未定とすると発表した。業績動向の不透明感が高まったとの受け止めから、見切り売りが膨らんだようだ。保有する暗号資産の評価減の影響を考慮したほか、連結子会社のチューリンガムが関わるプロジェクトにおいて、計画していたトークン販売の収益化計画の一部が遅延。直近の暗号資産市場の状況も踏まえ、現時点では適正で合理的な業績予想の算定が困難と判断した。24年10月期を最終年度とする中期経営計画も取り下げる。
同時に発表した第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算は、売上高が前年同期比60.0%減の4億8000万円、営業損益が4億6500万円の赤字(前年同期は8900万円の黒字)、最終損益が1億4700万円の赤字(同4億9200万円の黒字)となった。
出所:MINKABU PRESS
同時に発表した第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算は、売上高が前年同期比60.0%減の4億8000万円、営業損益が4億6500万円の赤字(前年同期は8900万円の黒字)、最終損益が1億4700万円の赤字(同4億9200万円の黒字)となった。
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