セレンディップ・ホールディングス---CN支援サービス「GreenConnex(グリコネ)」を東邦ガスと共同開発
セレンディップ・ホールディングス<7318>は30日、東邦ガス<9533>と共同で、製品単位のCO2排出量をリアルタイムで実測できるクラウドサービス「GreenConnex(以下、グリコネ)」を開発し、それを活用したカーボンニュートラル実現に向けたコンサルティングおよびエンジニアリングサービスを9月1日より提供開始することを発表した。
同社コンサルティング事業部は、製造現場に精通したコンサルタントがハンズオンで顧客をサポートし、必要に応じて、生産活動データを収集する「HiConnex(ハイコネックス)」などのソリューションツールを独自に開発・提供することで様々な経営課題を解決してきた。一方、東邦ガスは、ガスや電気といったエネルギー販売を主たる事業とする傍ら、カーボンニュートラルを推進するための技術開発やソリューション提供に注力し、2022年7月より、法人向けカーボンニュートラルの支援コンサルティング及びエンジニアリングサービス(CN×P)を提供するなど、カーボンニュートラルに関する豊かな事例と知見を持つことから、同社のエネルギー可視化システムとセレンディップ・ホールディングスの「HiConnex」のデータ収集機能の融合により、今回、「グリコネ」が共同開発された。
両社は、「グリコネ」を活用することにより、CO2排出源となる生産設備および生産方法の見直しを推進し、自動車業界、化学業界、食品業界などの企業へ具体的な提案をすることで、CO2排出量の削減に貢献するとしている。
《SI》
提供:フィスコ