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ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECBによる追加利上げ観測弱まる


■もみ合い、米追加利上げ観測後退でユーロ売り縮小

今週のユーロ・ドルはもみ合い。8月1日に格付会社フィッチ・レーティングスが米国債の格付けを引き下げたが、米長期金利の上昇を受けてユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは一時1.09ドルに接近したが、4日発表の7月米雇用統計で非農業部門雇用者数は市場予想を下回ったことから、追加利上げ観測は後退し、リスク選好的なユーロ売り・米ドル買いは縮小した。取引レンジ:1.0912ドル-1.1046ドル。

「もみ合いか、域内経済の減速懸念は一服

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)による過度な金融引き締めに対する警戒感は低下し、景気減速への懸念は和らいだ。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの思惑は後退しており、目先的にユーロは売りづらい展開となりそうだ。ただ、米インフレ指標が市場予想を上回った場合、年内追加利上げへの期待が再浮上し、ユーロ売り・ドル買いが強まる可能性は残されている。

予想レンジ:1.0850ドル-1.1150ドル

■下げ渋り、ユーロ圏4-6月期GDPはプラス成長に

今週のユーロ・円は下げ渋り。ユーロ圏4-6月期域内総生産(GDP)速報値のプラス成長回復を受けて、ユーロ買い・円売りが先行。また、日本銀行による臨時の国債買い入れオペ通知をきっかけに円売りも強まった。その後、米格付け会社フィッチによる米国債の格下げを受けて世界的に株安が広がり、リスク選好的なユーロ買い・円売りはやや後退した。取引レンジ:155円11銭-157円81銭。

■伸び悩みか、ECBによる追加利上げ観測弱まる

来週のユーロ・円は伸び悩みか。米インフレ指標の堅調な内容を受け、ドル・円に連れ高の見通し。欧州中央銀行(ECB)による追加利上げ観測は弱まったが、景気減速懸念の後退でユーロは売りづらい。ただ、日本の為替介入への警戒感でリスク選好的な円売りは抑制されるとみられる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:154円50銭-157円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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