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株価指数先物【寄り前】 米雇用統計を控え、3万2000円での攻防


大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 31900 -280 (-0.87%)
TOPIX先物 2252.5 -14.5 (-0.63%) 
シカゴ日経平均先物 31930 -250
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 3日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。米長期金利の上昇基調が強まるなかで、売り優勢の流れが続いた。7月のISM非製造業総合景況指数は52.7と前月の53.9から低下し、予想を下回ったことも重荷となった。ただし、アップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>の決算を控えていたほか、4日に発表される7月の米雇用統計を見極めたいとする模様眺めムードが強く、下値は限られていた。S&P500業種別指数は自動車・同部品、エネルギー、銀行が上昇した一方で、公益事業、不動産、電気通信サービスが下落した。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比250円安の3万1930円だった。日経225先物(9月限)は日中比170円安の3万2010円で始まり、3万1660円まで売られた。その後は3万1700円~3万1850円辺りでの保ち合いが継続。米国市場の取引開始後に下落幅を縮め、一時3万2020円と節目の3万2000円を回復する場面も見られた。ただし、終盤にかけて失速し、3万1900円でナイトセッションの取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションの開始直後に3万1660円まで下落幅を広げており、ボリンジャーバンドの-2σ(3万1730円)を下回った。終値では-2σを上回って終えていることもあり、同水準での底堅さを見極めたい。再び下回ってくるようだと、75日移動平均線が位置する3万1490円辺りが意識されてきそうだ。

 なお、米国の取引終了後に決算を発表したアップルは、1株利益は市場予想を上回ったものの、iPhoneの販売が伸び悩んだとして、時間外取引では2%ほど下落。一方、アマゾン・ドット・コムは1株利益が予想を上回ったほか、第3四半期の売上高見通しも予想を大幅に上回ったことが好感され、9%を超える上昇で推移しており、やや安心感につながりそうだ。

 米雇用統計の発表を控え積極的にポジションを傾けてくる動きは限られるだろうが、ボリンジャーバンドの-2σまでの調整を経て、ショートカバーも入りやすいと考えられる。そのため、短期的なショートを仕掛けてくる動きに警戒しつつも、節目の3万2000円から-1σが位置する3万2200円辺りを意識したリバウンドをみせてくる可能性はあるだろう。

 VIX指数は15.92に低下した。一時17.42まで切り上がる場面も見られたが、その後は下げに転じている。ただし、前日に突破した75日線を上回っている状況であり、慎重姿勢は崩せない。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.19倍に低下した。ボリンジャーバンドの-3σと200日線が位置する14.12倍に接近してきており、いったんはNTショートを巻き戻す動きが入りやすい水準である。

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