アクシスコンサルティング---3Q売上高32.36億円、連結業績予想の上方修正を発表
アクシスコンサルティング<9344>は12日、2023年6月期第3四半期(22年7月-23年3月)連結決算を発表した。売上高が32.36億円、営業利益が5.39億円、経常利益が5.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.42億円となった。
企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を軸としたビジネスの変革と創造に係るコンサルティング需要が高まっていることや、産業や社会課題の解決に向けた取り組みに活発化の動きが見られることなどから、ハイエンド人材に対する需要が堅調に推移していることを受け、同社グループの主要なビジネスである人材紹介及びスキルシェアともに、経営成績は好調に推移した。
人材紹介については、コンサルティングファームを中心とした採用需要の高いクライアントに注力して入社決定人数を伸ばすとともに、採用難易度が高く且つ高年収のコンサルティングファームのマネージャー以上の案件が好調であったこと等により、売上高は21.42億円となった。
スキルシェアについては、「フリーコンサルBiz」が既存案件の継続と新規案件獲得に努め、比較的稼働率の高いコンサルティングファーム向けの案件を増加させ、稼働人数も堅調に推移し、売上高は10.94億円となった。また、2022年7月よりスポットコンサルサービス「コンパスシェア」の提供を開始し、サービスラインナップを充実させている。
2023年6月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比22.8%増(前回予想比6.2%増)の43.13億円、営業利益が同29.9%増(同6.8%増)の6.51億円、経常利益が同25.6%増(同7.5%増)の6.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.1%増(同3.9%増)の4.06億円としている。
《SI》
提供:フィスコ