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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):メドレー、タチエス、エアトリ

メドレー <日足> 「株探」多機能チャートより
■メドレー <4480>  4,280円  +440 円 (+11.5%)  本日終値
 15日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。
 メドレー <4480> [東証P] が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は5億円の黒字(前年同期は0.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の17.6億円に対する進捗率は28.6%となった。
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■タチエス <7239>  1,398円  +135 円 (+10.7%)  本日終値
 15日に決算を発表。「前期経常は黒字浮上で着地・1-3月期(4Q)経常は78%増益、今期業績は非開示、19.2円増配へ」が好感された。
 タチエス <7239> [東証P] が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常損益は19.7億円の黒字(前の期は35.3億円の赤字)に浮上した。なお、24年3月期の業績見通しについては配当(92.8円)以外は開示しなかった。
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■エアトリ <6191>  2,932円  +245 円 (+9.1%)  本日終値
 エアトリ<6191>が4連騰し年初来高値を更新。15日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想について、売上高を190億円から240億円(前期比76.6%増)へ、営業利益を16億円から30億円(同33.7%増)へ、純利益を11億円から20億円(同16.8%増)へ上方修正したことが好感された。全国旅行支援を契機とした旅行需要の高まりが追い風となり、エアトリ旅行事業の特に国内旅行領域が好調に推移していることに加えて、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行により国内旅行分野の需要が更に高まり、海外旅行分野も回復傾向にあることが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(22年10月~23年3月)決算は、売上高115億8800万円(前年同期比2.1倍)、営業利益15億8800万円(同7.5%増)、純利益11億1400万円(同0.5%減)だった。

■サンドラッグ <9989>  4,195円  +335 円 (+8.7%)  本日終値
 サンドラッグ<9989>が急反発。15日の取引終了後に発表した24年3月期連結業績予想で、売上高7465億円(前期比8.1%増)、営業利益384億円(同2.5%増)、純利益263億円(同2.3%増)と増収増益を見込み、年間配当予想で前期比14円増の114円を見込むことが好感された。国内店舗の更なる拡大に向けて、グループ合計で120店舗の新規出店を計画するほか、既存店では引き続き店舗改装などを行い活性化を図る予定。また、プライベートブランド商品の開発や品揃えの充実、各種業務におけるIT・デジタル推進などに取り組み生産性向上を図るとしている。なお、23年3月期決算は、売上高6904億6200万円(前の期比6.4%増)、営業利益374億5200万円(同10.0%増)、純利益257億300万円(同7.8%増)だった。

■UFHD <4235>  2,249円  +167 円 (+8.0%)  本日終値
 15日に決算を発表。「1-3月期(1Q)最終は4.2倍増益で着地」が好感された。
 ウルトラファブリックス・ホールディングス <4235> [東証S] が5月15日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比4.2倍の6.8億円に急拡大し、1-6月期(上期)計画の10億円に対する進捗率は68.5%に達し、5年平均の46.5%も上回った。
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■旭有機材 <4216>  3,480円  +245 円 (+7.6%)  本日終値
 15日に決算を発表。「今期経常は微増で3期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は10円増配へ」が好感された。
 旭有機材 <4216> [東証P] が5月15日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比73.1%増の121億円に拡大し、24年3月期は前期比0.5%増の122億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を60円→70円(前の期は60円)に増額し、今期も前期比10円増の80円に増配する方針とした。
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■ツルハホールディングス <3391>  9,710円  +680 円 (+7.5%)  本日終値
 ツルハホールディングス<3391>は大幅高。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株の保有割合を従来の5.29%から12.84%に引き上げたことが材料視された。15日に提出された大量保有の変更報告書で判明した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としており、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。

■アルフレッサ <2784>  2,200円  +136 円 (+6.6%)  本日終値
 アルフレッサ ホールディングス<2784>が大幅高で3日続伸。15日の取引終了後に上限を2100万株(発行済み株数の10.37%)、または350億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は23年5月16日から24年3月22日までで、資本効率向上や株主還元の充実を図ることが目的という。また、同時に発表した24年3月期連結業績予想で、売上高2兆7440億円(前期比1.8%増)、営業利益320億円(同6.1%増)と増収営業増益を見込み、年間配当予想で前期比12円増の69円を予定していることも好材料視された。23年4月に薬価の中間年改定が実施されたものの、徹底した流通改善や、更なるグループガバナンスの強化により増益を確保する見通しだ。なお、23年3月期決算は、売上高2兆6960億円(前の期比4.3%増)、営業利益301億4800万円(同3.6%増)だった。

■朝日インテック <7747>  2,742円  +168 円 (+6.5%)  本日終値
 15日に決算を発表。「7-3月期(3Q累計)経常が25%増益で着地・1-3月期も50%増益」が好感された。
 朝日インテック <7747> [東証P] が5月15日大引け後(15:30)に決算を発表。23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比24.5%増の159億円に伸び、通期計画の174億円に対する進捗率は91.6%に達し、5年平均の86.8%も上回った。
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■ミラースHD <8897>  411円  +25 円 (+6.5%)  本日終値
 15日に決算を発表。「今期経常は2.5倍増で6期ぶり最高益、2円増配へ」が好感された。
 MIRARTHホールディングス <8897> [東証P] が5月15日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比50.9%減の50.3億円に落ち込んだが、24年3月期は前期比2.5倍の127億円に急拡大を見込み、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
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