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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め期待でドル買い継続も


20日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の引き締め継続に前向きな見解で、金利高・ドル高基調に振れやすい。また、日銀の緩和維持の思惑から、円売りがドルの上昇を支援しそうだ。

前日の取引で、日銀が来週開催の金融政策決定会合に向けイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正に慎重な意見が広がっていると報じられ、円売り基調に振れた。また、米金利高でドル買いも強まり、ユーロ・ドルは1.0910ドル台に軟化、ドル・円は短期的に135円を上抜けた。本日アジア市場でドル買い・円売りは一服したが、ドル・円は134円半ばから後半を中心に推移し、135円再浮上を目指す展開となった。

この後の海外市場は米金融政策にらみ。今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景気指数がNY連銀製造業景気指数と同様に大幅に改善すれば、タカ派的な金融政策を後押しする材料に。また、次回連邦公開市場委員会(FOMC)に向けブラックアウト直前のタイミングでもあり、FRB当局者による引き締めに前向きな見解がドルを押し上げる。ドル・円は節目の135円を明確に上抜けられれば、同水準で定着する可能性もあろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月貿易収支(1月:-306億ユーロ)
・20:30 欧州中央銀行(ECB)3月理事会議事要旨
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:24.0万件、前回:23.9万件)
・21:30 米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:-19.2、3月:-23.2)
・23:00 米・3月中古住宅販売件数(予想:450万戸、2月:458万戸)
・23:00 米・3月景気先行指数(前月比予想:-0.7%、2月:-0.3%)
・23:00 ユーロ圏・4月消費者信頼感指数速報値(予想:-18.5、3月:-19.2)
・01:00 ウォラー米FRB理事討論会参加(金融革新)
・01:20 メスター米クリーブランド連銀総裁討論会参加(経済・金融政策見通し)
・04:00 ボウマン米FRB理事開会あいさつ(FED LISTENSイベント)
・06:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加(米国・地域の経済情勢)

《CS》

 提供:フィスコ

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