東京為替：ドル・円は上げ渋り、欧州勢のドル売りで

13日の東京市場でドル・円は上げ渋り。米長期金利の持ち直しで、朝方の132円94銭から一時133円37銭まで値を切り上げた。ただ、米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨を受け欧州勢のドル売りが強まり、朝方の安値付近まで失速した。

・ユーロ・円は146円17銭から146円70銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0983ドルから1.1025ドルからまで値を上げた。

・17時時点：ドル・円133円00-10銭、ユーロ・円146円50-60銭
・日経平均株価：始値27,952.58円、高値28,163.87円、安値27,952.01円、終値28,156.97円（前日比74.27円高）

【経済指標】
・日・3月マネーストックM3：前年比+2.1％（2月：+2.2％）
・豪・3月失業率：3.5％（予想：3.6％、2月：3.5％）
・豪・3月雇用者数増減：+5.30万人（予想：+2.00万人、2月：+6.36万人←+6.46万人）
・中・3月輸出：前年比+14.8％（予想：-7.1％、2月：-1.3％）
・中・3月輸入：前年比-1.4％（予想：-6.5％、2月：+4.2％）
・英・2月鉱工業生産：-0.2％（前月比予想：+0.2％、1月：-0.5％←-0.3％）
・英・2月貿易収支：-175.34億ポンド（予想：-170.00億ポンド、1月：-160.93億ポンド←-178.55億ポンド）
・独・3月消費者物価指数改定値：前年比+7.4％（予想：+7.4％、速報値：+7.4％）

【要人発言】
・植田日銀総裁
「物価安定目標の持続・安定的な実現を目指して金融緩和を継続すると申し上げた」

《TY》

　提供：フィスコ