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【特集】横山利香「令和時代の稼ぎたい人の超実践! 株式投資術」― (35)株価の道標として活用したい信用取引データ

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

 個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

 欧米の金融機関を巡って飛び交う経営破綻と救済の報道に、株式市場は右往左往を強いられました。しかし、当局によりスピード感のある異例とも言える対応がとられたことで、世界的に高まりをみせていた金融システム不安もひとまず落ち着いた感じでしょうか。

 金融不安を背景に、日経平均株価も3月初旬に5営業日で2万8000円台から2万6000円台まで急落しましたが、その後は2万7000円台を回復。不安定ながらも200日移動平均線をキープして推移している状況を見ると、日本の株式市場は底堅い展開をみせていると言えるのかもしれません。先行きへの不安が高まると「株価はこれから下がりそう」と思うのが普通の感覚ですが、過去の株価の推移を見ると、予想した通りに動くとは限りません。

 なぜ、株価は予想した通りに動かないのでしょうか? それには、信用取引という取引手法の存在も関係していると考えられます。



 



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