話題株ピックアップ【夕刊】(3):リスモン、Jテック・C、ラック
■リスクモンスター <3768> 664円 +32 円 (+5.1%) 本日終値
リスクモンスター<3768>は続伸。7日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。上限を16万株(発行済み株数の2.10%)、または1億円としており、取得期間は12月8日から来年1月24日まで。
■Jテック・C <3446> 2,039円 +84 円 (+4.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ジェイテックコーポレーション<3446>は全般地合い悪のなかも売り物をこなし続伸。研究・実験施設向けに高精度X線集光ミラーや自動細胞培養装置などの理化学機器を製造しており、他社には真似のできないニッチトップな高技術力を売り物としている。同社が開発したCARE加工技術を駆使した次世代半導体ウエハー研磨装置はその精度の高さで他製品と一線を画しており、当面は次世代パワー半導体(SiCなどの化合物半導体)分野などでの需要開拓が期待される状況にある。商談はまとまってはいないものの引き合いは旺盛であり、初の受注獲得に向け会社側も力を注いでいる。
■ラック <3857> 843円 +34 円 (+4.2%) 本日終値
ラック<3857>が後場に入って上げ幅を拡大。同社はきょう、街全体を見守る総合的なサービス「town」の取り組みが、「北九州市SDG-Xリーディングプロジェクト補助金」の対象事業に採択されたと発表。これが株価を刺激したようだ。同補助金は、北九州市が今年8月に創設した「企業の成長と社会課題解決の同時実現」に取り組むプロジェクトを支援するもの。同社の取り組みは20年7月に発表した「town/SmartX構想」の一環となる事業で、IoTを用いた各種先端サービスの安心・安全を担うセキュリティープラットフォームを提供し、省力化・効率化されたさまざまな先端的サービスの創出につなげるとしている。
■セグエグループ <3968> 929円 +35 円 (+3.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
セグエグループ<3968>が3連騰、900円台回復から一段の上値を目指す動きをみせている。ネットワークセキュリティー製品の輸入販売や、システム開発、システムエンジニア派遣など幅広く展開しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み、足もとの業績は絶好調に推移している。22年12月期第3四半期時点で営業利益は前年同期比倍増となる5億7100万円を達成した。通期営業利益見通しは前期比19%増の7億6000万円を予想しているが、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当(一括)を従来計画の16円から18円(前期実績は16円)に増額することを発表、これを好感する買いを引き寄せている。
■買取王国 <3181> 1,261円 +44 円 (+3.6%) 本日終値
買取王国<3181>が続伸。7日取引終了後、11月の月次売上概況を公表した。11月の既存店売上高は前年同月比18.7%増となった。増収基調を維持したことを好感した買いが入ったようだ。全店売上高は同19.4%増だった。ファッション関連や工具、トレーディングカードなど、ほとんどの商材が順調に推移したとしている。
■イルグルム <3690> 699円 +19 円 (+2.8%) 本日終値
イルグルム<3690>は高い。7日の取引終了後に発表した11月度の月次売上高(速報)で、全社売上高は前年同月比14.3%増と増収基調が続いたことが好感された。全社売上高の8割強を占めるマーケティングプラットフォーム事業が同7.6%増と順調に推移したほか、商流プラットフォーム事業も同80.0%増だった。
■東京楽天地 <8842> 4,380円 +110 円 (+2.6%) 本日終値
東京楽天地<8842>が大幅続伸、カイ気配スタートで4000円台半ばまで株価を上昇させ新値街道に復帰した。映画興行の老舗だが、収益の主力は東京・錦糸町の不動産賃貸で、新規取得物件の稼働などで賃貸収入が拡大し業績を押し上げている。7日取引終了後、23年1月期第3四半期(2~10月)の決算を発表、営業利益は8億1500万円(前年同期実績2億9600万円)と大幅な伸びを示した。通期営業利益は9億5000万円(前期実績6億200万円)を見込んでいるが上振れる可能性も意識されている。また、好業績を背景に同社は今期配当を従来計画の60円から100円(前期実績60円)に引き上げており、株価を強く刺激する格好となっている。
■gumi <3903> 725円 +15 円 (+2.1%) 本日終値
gumi<3903>は5日ぶり反発。同社はこの日、子会社gC Gamesがバリデータとして参加するゲーム特化型パブリックブロックチェーンOasysのトークンが5カ所の大手暗号資産取引所に上場すると発表。これが材料視された。バリデータとは、ブロックチェーン上の取引が正しいかを検証するノード(コンピューター端末)、またはその運営者のこと。現在、Oasysチェーンの運営には国内大手ゲーム会社を中心とした複数の事業者が参加をしており、同子会社も初期運営メンバーとしてチェーンの安定稼働と成長に向けた重要な役割を担っているという。上場日は12日。
■ナ・デックス <7435> 779円 +16 円 (+2.1%) 本日終値
ナ・デックス<7435>が続伸。同社は7日取引終了後、23年4月期第2四半期累計(5~10月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比53.0%増の10億1200万円となり、従来予想の8億円から上振れたことが好感されたようだ。海外販売の増加や円安効果が主な要因だとしている。一方、売上高は同4.2%増の180億6400万円(従来予想は193億7500万円)で着地。中国上海市のロックダウンなどの影響で、自動車関連企業向けの販売が減少したことが響いた。なお、通期業績予想については売上高378億2000万円(前期比9.3%増)、営業利益15億2500万円(同29.6%増)とする従来見通しを据え置いている。
■MrMax <8203> 647円 +8 円 (+1.3%) 本日終値
ミスターマックス・ホールディングス<8203>は続伸。7日の取引終了後に発表した11月度の月次売上状況で、既存店売上高が前年同月比1.4%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。9月から実施しているNB(ナショナルブランド)商品2000品目の値下げ企画が好評なほか、節電意識の高まりを反映し省エネタイプの大型冷蔵庫や洗濯機も売り上げを伸ばした。また、安価で短時間に調理できる即席麺やレトルト食品、パン、冷凍食品も好調だった。なお、全店売上高は同1.9%増となった。
●ストップ高銘柄
サスメド <4263> 1,770円 +300 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
AIPF <7345> 669円 +100 円 (+17.6%) ストップ高 本日終値
以上、2銘柄
●ストップ安銘柄
ハウテレビジョン <7064> 3,520円 -700 円 (-16.6%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース
リスクモンスター<3768>は続伸。7日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。上限を16万株(発行済み株数の2.10%)、または1億円としており、取得期間は12月8日から来年1月24日まで。
■Jテック・C <3446> 2,039円 +84 円 (+4.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ジェイテックコーポレーション<3446>は全般地合い悪のなかも売り物をこなし続伸。研究・実験施設向けに高精度X線集光ミラーや自動細胞培養装置などの理化学機器を製造しており、他社には真似のできないニッチトップな高技術力を売り物としている。同社が開発したCARE加工技術を駆使した次世代半導体ウエハー研磨装置はその精度の高さで他製品と一線を画しており、当面は次世代パワー半導体(SiCなどの化合物半導体)分野などでの需要開拓が期待される状況にある。商談はまとまってはいないものの引き合いは旺盛であり、初の受注獲得に向け会社側も力を注いでいる。
■ラック <3857> 843円 +34 円 (+4.2%) 本日終値
ラック<3857>が後場に入って上げ幅を拡大。同社はきょう、街全体を見守る総合的なサービス「town」の取り組みが、「北九州市SDG-Xリーディングプロジェクト補助金」の対象事業に採択されたと発表。これが株価を刺激したようだ。同補助金は、北九州市が今年8月に創設した「企業の成長と社会課題解決の同時実現」に取り組むプロジェクトを支援するもの。同社の取り組みは20年7月に発表した「town/SmartX構想」の一環となる事業で、IoTを用いた各種先端サービスの安心・安全を担うセキュリティープラットフォームを提供し、省力化・効率化されたさまざまな先端的サービスの創出につなげるとしている。
■セグエグループ <3968> 929円 +35 円 (+3.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
セグエグループ<3968>が3連騰、900円台回復から一段の上値を目指す動きをみせている。ネットワークセキュリティー製品の輸入販売や、システム開発、システムエンジニア派遣など幅広く展開しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み、足もとの業績は絶好調に推移している。22年12月期第3四半期時点で営業利益は前年同期比倍増となる5億7100万円を達成した。通期営業利益見通しは前期比19%増の7億6000万円を予想しているが、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当(一括)を従来計画の16円から18円(前期実績は16円)に増額することを発表、これを好感する買いを引き寄せている。
■買取王国 <3181> 1,261円 +44 円 (+3.6%) 本日終値
買取王国<3181>が続伸。7日取引終了後、11月の月次売上概況を公表した。11月の既存店売上高は前年同月比18.7%増となった。増収基調を維持したことを好感した買いが入ったようだ。全店売上高は同19.4%増だった。ファッション関連や工具、トレーディングカードなど、ほとんどの商材が順調に推移したとしている。
■イルグルム <3690> 699円 +19 円 (+2.8%) 本日終値
イルグルム<3690>は高い。7日の取引終了後に発表した11月度の月次売上高(速報)で、全社売上高は前年同月比14.3%増と増収基調が続いたことが好感された。全社売上高の8割強を占めるマーケティングプラットフォーム事業が同7.6%増と順調に推移したほか、商流プラットフォーム事業も同80.0%増だった。
■東京楽天地 <8842> 4,380円 +110 円 (+2.6%) 本日終値
東京楽天地<8842>が大幅続伸、カイ気配スタートで4000円台半ばまで株価を上昇させ新値街道に復帰した。映画興行の老舗だが、収益の主力は東京・錦糸町の不動産賃貸で、新規取得物件の稼働などで賃貸収入が拡大し業績を押し上げている。7日取引終了後、23年1月期第3四半期(2~10月)の決算を発表、営業利益は8億1500万円(前年同期実績2億9600万円)と大幅な伸びを示した。通期営業利益は9億5000万円(前期実績6億200万円)を見込んでいるが上振れる可能性も意識されている。また、好業績を背景に同社は今期配当を従来計画の60円から100円(前期実績60円)に引き上げており、株価を強く刺激する格好となっている。
■gumi <3903> 725円 +15 円 (+2.1%) 本日終値
gumi<3903>は5日ぶり反発。同社はこの日、子会社gC Gamesがバリデータとして参加するゲーム特化型パブリックブロックチェーンOasysのトークンが5カ所の大手暗号資産取引所に上場すると発表。これが材料視された。バリデータとは、ブロックチェーン上の取引が正しいかを検証するノード(コンピューター端末)、またはその運営者のこと。現在、Oasysチェーンの運営には国内大手ゲーム会社を中心とした複数の事業者が参加をしており、同子会社も初期運営メンバーとしてチェーンの安定稼働と成長に向けた重要な役割を担っているという。上場日は12日。
■ナ・デックス <7435> 779円 +16 円 (+2.1%) 本日終値
ナ・デックス<7435>が続伸。同社は7日取引終了後、23年4月期第2四半期累計(5~10月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比53.0%増の10億1200万円となり、従来予想の8億円から上振れたことが好感されたようだ。海外販売の増加や円安効果が主な要因だとしている。一方、売上高は同4.2%増の180億6400万円(従来予想は193億7500万円)で着地。中国上海市のロックダウンなどの影響で、自動車関連企業向けの販売が減少したことが響いた。なお、通期業績予想については売上高378億2000万円(前期比9.3%増)、営業利益15億2500万円(同29.6%増)とする従来見通しを据え置いている。
■MrMax <8203> 647円 +8 円 (+1.3%) 本日終値
ミスターマックス・ホールディングス<8203>は続伸。7日の取引終了後に発表した11月度の月次売上状況で、既存店売上高が前年同月比1.4%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。9月から実施しているNB(ナショナルブランド)商品2000品目の値下げ企画が好評なほか、節電意識の高まりを反映し省エネタイプの大型冷蔵庫や洗濯機も売り上げを伸ばした。また、安価で短時間に調理できる即席麺やレトルト食品、パン、冷凍食品も好調だった。なお、全店売上高は同1.9%増となった。
●ストップ高銘柄
サスメド <4263> 1,770円 +300 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
AIPF <7345> 669円 +100 円 (+17.6%) ストップ高 本日終値
以上、2銘柄
●ストップ安銘柄
ハウテレビジョン <7064> 3,520円 -700 円 (-16.6%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース