【特集】【今週読まれた記事】決算たけなわ! 好悪材料がランキング席巻
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
今週の日経平均株価は前週末比857円安の3万8642円と反落。米国市場は「トランプ・トレード」が一服したもののNYダウ・ナスダック総合株価指数ともに最高値圏をキープしていますが、日本株への風当たりはやや強いものとなりました。為替市場で円安が進行しているにもかかわらず輸出株の上値は重く、しかも米半導体株安にはしっかり反応して国内の関連銘柄も下げるという状況。ドル建て日経平均を見ると、15日には一時247.22ドルの安値を記録しています。9月9日安値の246.23ドルを下回ることは回避できましたが、ここを下に抜けるとチャート的には相当苦しい展開となりそうです。地合いは思ったより悪いのかもしれません。
ただ、下値では活発な押し目買いの動きも観測されています。「年内は基本的に米株高によるリスク選好の地合いが東京市場にも波及しそうで、短期的な調整は拾い場とみておきたい」と語るのは、<相場観特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏。トランプ氏の関税引き上げ策などが日本市場に逆風となる一方、国内政治基盤が安定化すれば「年末の株高アノマリーも考慮して買いに分がある局面」とみています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
日経平均は現在、3万8000円~4万円のレンジ内にいます。これを上下どちらに抜けるかが目下の注目ポイントです。「現在の状況は平成バブルの時と酷似していることは留意しておきたい」と、1987年の“ブラックマンデー”後のチャートと現状を比較するのは人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─平成バブル相場を想起する」の植木氏。当時はブラックマンデーの半年後に急落前の高値を更新し、バブル相場をひた走りました。今回も同様の道を辿るなら、8月5日から数えて半年後の来年の1~2月に7月11日高値の4万2426円を上抜く計算になります。
相場コラムは今週も大人気となりました。株探コラムの2枚看板「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ラリー再来あるか?トランプ相場の牽引役を狙え!」と「【杉村富生の短期相場観測】 ─とりあえず、『トランプラリー』に乗ろう!」は共にトップ10入り。以下の記事も多くのアクセスを獲得して上位入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。
安田秀樹【「コンコード」の歴史的大失敗と「Switch」後継機の互換性公表がゲーム業界に与える影響】
富田隆弥の【CHART CLUB】 「大統領選は終えたが、注目スケジュールが続く」
2025年3月期上期(4-9月)決算発表が一巡しました。ピークを迎えた今週は膨大な数の決算発表があり、つれて決算関連の記事がアクセスランキングを席巻する結果となりました。なかでも引け後の材料をまとめて確認できる【明日の好悪材料】は、翌日の株価に影響を与える可能性が高い注目決算を総ざらいしており、アクセスが集中しました。ランキング首位~4位を独占し、週半ばの14日配信分もトップ10入りという驚異の人気となりました。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月8日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月11日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月12日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月13日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月14日発表分)
株探では14日までの決算発表の集中期間中、特別態勢で記事を配信しました。通常配信している【サプライズ決算】を16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本を配信し、更に株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時40分と16時10分に配信。また、その日の決算発表で“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信しました。今週のアクセスランキングはこれらの記事が大部分を占める結果となっています。
★本日の【サプライズ決算】続報 (11月11日)
★本日の【サプライズ決算】続報 (11月12日)
★本日の【サプライズ決算】続報 (11月13日)
★本日の【サプライズ決算】続報 (11月14日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (11月15日)
高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月11日版
高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月12日版
高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月13日版
高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月14日版
銘柄スクリーニング記事では、決算発表期間の大定番「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第1弾〕 24社選出 <成長株特集>」が5位にランクイン。7日までに発表された決算の中から、7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てました。待望の第2弾は明日17日の19時30分に配信予定です。お楽しみに。
<割安株特集>では、今から買って月末の配当基準日に間に合う「11月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が13位となったほか、以下の記事も上位ランキング入りとなりました。銘柄選択の参考になさってください。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 11月13日版
10万円以下で買える、高利回り・低PER 28社【スタンダード】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、高利回り・低PER 32社【プライム】編 <割安株特集>
投資テーマ関連では、一時期の活況から地合いが変わり、これまで以上に選別が必要になった「半導体関連株」のトレンドを分析し、投資妙味のある銘柄を6銘柄厳選して紹介した「出直りトレンドに乗れ! 高値トライ期待膨らむ『半導体関連株』6選 <株探トップ特集>」がトップ10入り。そのほか以下の記事も上位入りとなっています。
「地方創生×防災庁」で妙味満載、建設・土木関連の上昇機運を逃すな <株探トップ特集>
地球温暖化に新対策、「ブルーカーボン」で浮上する有望株総ざらい <株探トップ特集>
産業分野や地方創生にも活用、新展開進む「メタバース」関連を徹底マーク <株探トップ特集>
「103万円の壁」の議論活発化、手取り収入増で浮揚する銘柄を探せ <株探トップ特集>
今週の株探プレミアムコラムは2記事を配信。1記事目は田中彰一氏(日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員)の著書「50代から輝く!『幸福寿命』を延ばすマネーの新常識」を株探ユーザー向けに加筆修正した「日経CNBC×株探 コラボ第3弾 『幸福寿命』を延ばす資産形成アカデミー」の第8回、「偏差値70『常勝投信』は存在するか―まやかしのリターン―」。今回は投資信託に関する書籍を手がけた実績もあり、業界の深層を知り尽くす田中氏がデータを基に“設定来パフォーマンス”のまやかしにメスを入れながら、個別株の投資戦略にも繋がるヒントを紹介していきます。
2記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第148回「『来年の新NISA枠はどうしよう』の時期は、『年始の配当プレー』戦略」。今回は高配当銘柄にまつわる季節性のアノマリー(経験則)に注目。年末年始にかけて“利益確定売り・割安株買い”の流れが起きることで、1月の高配当利回り銘柄の月間騰落率は過去20年において良好なパフォーマンスを見せています。大川氏は更に投資効果を高める“ある要素”を加え、“年始の配当プレー”に有望な銘柄群を割り出しました。3ページ目には該当銘柄リストを掲載しています。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
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