日経平均は58円安、寄り後は下げに転じる
日経平均は58円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米全市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州株式市場で、英FTSETM100指数が0.02%高、独DAX指数が0.78%高、仏CAC40指数が0.42%高と堅調だったことが東京市場の株価の支えとなった。一方、日経平均が昨日までの3日続伸で500円近く上昇しており、週末ということもあり、短期的な利益確定売りが出やすいとの指摘があった。また、日経平均が昨日、心理的な節目とされる28500円を明確に上回れなかったことから、株価の上値の重さが意識され、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。寄り後、日経平均は下げに転じた。
《FA》
提供:フィスコ