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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識される~

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


■株式見通し:押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識される
■SGHD、23/3上方修正 純利益 1300億円←1080億円
■前場の注目材料:オリックス、計測器レンタル拡大、レックスを買収



■押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識される

25日の日本株市場は、前日の上昇に対する利益確定の動きは入りやすいものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。24日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の28380円と薄商いのなかで小動き。円相場は1ドル138円60銭台で推移している。米国市場が休場のため海外勢のフローは限られることから、大きなトレンドは出にくいことから、短期的な先物市場の動向に振らされやすい面はありそうだ。また、ハンセン指数などアジア株の動向を手掛かりとした仕掛け的な動きも入りやすいだろう。

ただし、基本的には短期中心の商いとみられるため、売り買いともに大きく振らされる局面においては、その後のカバーを狙った動きになりそうだ。感謝祭明け後に本格化するクリスマス商戦への期待感はそれほど高まっていないと考えられ、期待感からの買いは積み上がっていないだろう。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半の当局者が利上げペースを緩める必要があるとの認識を示していたことが明らかになったことが引き続き材料視されやすく、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しやすい。

また、欧州中央銀行(ECB)の10月の政策決定会合議事要旨において、12月会合で0.75%の利上げ支持が大半だが、少数ではあるものの0.50%利上げの主張があったようだ。ECBにおいても利上げペースの減速への思惑が高まる可能性があることから、押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識されそうだ。

昨日の日経平均は取引開始直後に28500円を回復した後は、こう着感が強まったものの、ボリンジャーバンドの+2σを上回ってきたことから、短期的には過熱感が警戒されやすい水準だった。本日は海外勢のフローが限られるほか、週末要因もあって利益を確定させる動きが優勢になりそうだが、リバウンド基調が継続するなかでは過熱を冷ます調整との見方に向かわせそうだ。物色の流れとしてはこう着の中で個人主体の資金が中心になりやすく、中小型株のほか材料性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせよう。


■SGHD、23/3上方修正 純利益 1300億円←1080億円

SGHD<9143>は2023年3月期業績予想の修正を発表。純利益を1080億円から1300億円に上方修正した。HTSK社による日立物流の普通株式に対する公開買付けが成立し、保有する日立物流の普通株式全てを売却した場合、投資有価証券売却益316億円を特別利益として計上する見込みとなった。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(28383.09、+267.35)
・大阪夜間取引の日経先物は上昇(28380、+10)
・欧州は株価上昇、長期金利低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開


・オリックス<8591>計測器レンタル拡大、レックスを買収
・キヤノン<7751>米に新会社設立、販売力強化でメディカル事業シェア2倍へ
・三菱ケミG<4188>英でMMA生産撤退へ、労使協議開始
・日立建機<6305>遠隔監視で差別化、米州事業戦略説明会
・三菱商事<8058>三菱商事など、米国で合成メタン製造、30年から年13万トン輸入
・塩野義<4507>新型コロナワクチン承認申請、昆虫細胞など活用
・ホンダ<7267>国内4輪車生産、12月上旬に生産調整、埼玉・寄居で3割減
・豊田通商<8015>米バシゴーに出資、ケニアで電動バス参入
・エイチワン<5989>エイチワンなど4社、小規模配送に超小型EV、25年めど量産
・山洋電<6516>フィリピンに新棟、冷却ファン・モーターの生産能力増強
・積水化<4204>米国に新工場、ポリオレフィンフォーム2割増強


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:30 11月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+3.5%)

<海外>
・特になし
《ST》

 提供:フィスコ


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